カバラ数秘術のBlog

静岡在住の数秘術カウンセラーによる、数秘術やスピリチュアリズム、メンタルケアのいろいろ

● 当ブログコンテンツの(出典先を明記しないままの)無断転用・引用は固くお断りいたします ●

| アイコン Toppage | アイコン What's news? 20161117210210 | アイコン 記事一覧 | アイコン Homepage | アイコン Contact |

人の話を聴く技術 ― 宝島社刊 より(2)



こんにちは。

昨日に引き続き、こちらの本からご紹介したいと思います。
人の話を聴く技術 (宝島社新書)



(関係者様 もしも問題があるようでしたら、どうぞ遠慮なくご指摘くださいませ。すぐに削除いたします ― 管理人)

*****************

トゲのある言葉のトゲの抜き方


就職活動をしている大学生同士の会話(の例)です。

話し手(A) 就職試験、また落ちちゃった。

聞き手(B) え~っ、信じられない

(A) なんか、自信無くしちゃった。あなたは良いわね? 一流
    企業に就職が決まって。

(B) そりゃひと安心だけど、本当は別の会社が第一志望だから、もっと頑張るつもり♪

(A) あなたは要領よくてうらやましいわ

(B) 要領が良いんじゃなくて、努力しているのよ。 ○○ちゃん、本当に努力しているの?

(A) しているつもりだけど、あなたみたいに面接の印象が良く
    ないのよ。 
    前にバイトの面接に一緒に行った時も、あなただけ受かったよね?

(B) あー、そんなこともあったわね。 でもヤル気が伝わったからよ。 今回の就職試験も
    そう。
    ヤル気を見せて、逆境でも努力できる自分をアピールすれば、結構きちんと評価される
    ものよ。

(A) そうかな?

(B) そうよ。それに○○ちゃんは勉強ばかりして、人とのコミュニケーションを避けてきた
    から面接に弱いのよ。
    英語の資格を取るよりも、コミュニケーション能力を上げないとダメよ。

(A) そうかな?

(B) そうだよ。 努力の方向が間違っているのよ。

(A) ・・・



とここで紹介した例のように、真面目にやっていると思われる人に、「もっと努力しろ」と一般論で助言するのは、相手を傷つけてしまうだけでしょう。
トゲのある言葉は、こんなデリケートな対話に多く出てきます。

話し相手が言葉にトゲを出すのは、ナィーブになっている自分を守るためです。
軽く先制攻撃をして、自分を大切に扱ってほしいと、アピールしているのです。

だから、聞き手がそのトゲに反発せずに受け止め、正論を言わずに、相手の不安を共感するように傾聴すれば、相手は 「この人は攻撃してこない」 と判断し、言葉のトゲを引っ込める ことは珍しくありません

すぐに怒鳴ったり、怒り出したり、無言の攻撃をしたり、感情が先走りがちな人でも、聴き手がしっかり気持ちを受け止めてあげれば、もっと内容豊かな対話になるはずです。


(A) 就職試験、また落ちちゃった

(B) えー、残念だったね

(A) なんか、自信無くしちゃった。 あなたはいいわね。 
    一流企業に就職が決まって

(B) う~ん。 でも気を取り直してがんばって。 ○○ちゃんなら次は絶対に受かるわよ。

(A) 私はあなたみたいに要領も良くないから無理よ。

(B) そうね。。。でも。。 ○○ちゃんの方が段取り良く物事が進められるじゃない?

(A) そんなことないわ。 前にバイトの面接に一緒に行ったと
    きも、あなただけ受かったわよね?

(B) あー、そんなこともあったわね。 でもあのバイト、最悪ですぐに辞めたよ。
    きっと、面接した人が、○○ちゃんの鋭さが怖かったんじゃない?

(A) そうかな?

(B) そうよ。 それに○○ちゃんは、試験のために勉強して、英語の資格も取ったじゃない?
    あの資格、本当に難しいんだよね。
    ○○ちゃんは本当に、努力を惜しまない人だよね? いつもすごいなって思ってるんだ。

(A) そうかな。

(B) そうだよ。 諦めないで一緒に頑張ろうよ。

(A) 実はね、どうしたらあなたみたいになれるかなって。      ずっと考えてきたの。

(B) 私みたいに? そんな必要ないよ。 ○○ちゃんはそのままでいいんじゃない?

(A) そうかな?

(B) なんでそう思ったの?

(A) それはね。。。。


という感じです。
「努力が足りない」等と正論を言って、相手を責め立てる必要がないのです。
まず友達の気持ちに共感してあげるべきです。


ここまでです^^