カバラ数秘術のBlog

静岡在住の数秘術カウンセラーによる、数秘術やスピリチュアリズム、メンタルケアのいろいろ

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『小さくてもいい、なにか夢をもちなさい』 by モタさん



今日も斎藤茂太先生のご本からご紹介したいと思います。
お借りする本はこちらです。

  いい言葉は、いい人生をつくる

ところで、この本の内容は、ETVで短編アニメ化されて、毎週放送されてます。
イラストや音楽、音読の声、が、何とも心地良く、私も楽しみに拝見しています。
ほっこりほんわか。
日本昔ばなし以来の 癒し系番組では?と、ひそかに思ってます(笑)。

今日これからお借りする部分は、下のリンク先の 「アーカイブ 第16話」で使われています。
良かったらこちらの動画もお薦めですよ~(5分ほどの長さです)

   モタさんの“言葉” 「『夢をかなえよう』とするほうが楽しい」
   第16話  http://www3.nhk.or.jp/d-station/episode/mota/2523/

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「成功しよう」と頑張るより、「夢をかなえよう」と努力するほうが楽しい。


   ― 毎日、自分の嫌いなことを2つずつ行うのは、
     魂のためによいことだ。

                  サマセット・モーム  『月と六ペンス』


シンプルライフを勧める本がベストセラーになった。
戦中、戦後に究極のシンプルライフ、簡素生活を体験してきたわれわれの世代にとっては、こうした本が出版されることに驚いてしまう。

少し前の主要国の家庭の持ち物調査で、日本がダントツにたくさんのモノを持っているという結果が出ていた。
海外でホームステイをしてみるとよくわかるが、消費大国という印象があるアメリカでさえ、一般家庭の生活は質素であり、モノも少ない。

生活文化の差を考えても、日本人の盛大な買い物ぶりは、見直すべき時にきているのかもしれない。
大量のモノが家の中をところ狭しと埋め尽くし、あげくのはては、大量のゴミになって、処理経費もふくらませている。

モノを買うお金を稼ぎ出すためにどれだけの時間を使い、どれだけのストレスを抱え込んだか。。。
考えてみるまでもなく、あまりのばかばかしさにあきれてしまうのではないだろうか。

どっさり夢がある暮らしなら、お金やモノは、そんなにたくさんなくても、毎日はキラキラ光を放ってくるものだ。


    ― 運命は我々に幸福も不幸も与えない。
     ただその素材と種子を提供するだけだ。

                  モンテーニュ  『エセー』


「先生」と、先日、ある会合で声をかけられた。
俳優のRさんだ。
以前はテレビにも毎日のように登場し、スター街道まっしぐらの活躍ぶりだった。
そういえば、最近はあまり姿をみかけない。

人気絶頂にあったとき、彼はマネージャーのいうままに、猛烈にスケジュールを消化していた。
仕事漬けになるかわり、住まいは家賃100万円のマンション、着るものはブランドづくめ。

故郷の親を東京に呼んで、成功ぶりを見て喜んでもらおうと思ったところ、両親は、あまりに日常感覚を欠いた彼の生活ぶりに、かえって心配を深めたほどだった。

そんな彼が、いまは下町のしもた屋住まい。
毎日、コンビニやスーパーに行って、自炊しているという。
あれほどの人気スターも人気が翳ったのか、私はそう思いかけた。

だが、そうではなかった。
現在の生活は、彼が自分で選び取ったものだったのだ。

人気沸騰しているころも、彼は昔のアングラ劇団時代の仲間との交流を絶やさなかった。
ある日、劇団仲間と観に行った一人芝居が、彼の人生を変えてしまったのである。

  何のために俳優をやっているのだろう。
  人気?  豪華な生活?  お金?

何度問い直しても、答えはこうだった。

  「血がたぎるような舞台をしたいからだ」……。

彼は、周囲の説得にも耳をかさず、芸能プロダクションをやめた。
今は、小さな劇団に籍を置き、もう一度、芝居の勉強を一からやり直しているところだという。

「先生、夢があれば、貧乏はつらくないと本当にわかりました。
贅沢ができた売れっ子時代より、いまの方がずっと楽しいんです」

という彼の心をしっかりと支えているのは、いつか一人芝居をやろうという夢だ。

仕事に何の喜びも感じられないと嘆く人によく出会う。
そんな人には、どんなに小さくてもいい、なにか夢をもちなさい とおすすめしている。