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カバラ数秘術のBlog

静岡在住カウンセラーが、カバラ数秘術と心のケアについて、気ままに書いています。 ちなみにライフパスは33です。

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数秘8- 溜めこむ数字

  ■ 数秘術よもやま話

この間、今世界的に注目される理論を打ち出したという、経済学者の先生の話をぼんやりと聞いてました。
印象に残ったのは世界全体の金融資産?の約10%をごく一部の富裕層だけで所有してるということ(それはすごい! どんくらい持ってるんでしょ???)

また、この不景気や格差は、所得額だけ見たら恵まれているのにも関わらず、将来を不安視した危機感から、「できるだけ残しておかなくちゃ」という考えや行動が、節約して溜めこむ方へと背中を押している結果起きている、ということらしいです。

かなりの人が実際には、生活に困るほど稼げていないというよりも、もっともっとと、有り余るほど"多く"を望むから、だから「それでも給料は安い」という感覚に陥り、しかも「年金もらえないかもしれないし」となって、倹約思考へ。

なので、お金が流通せず、元々収入が少ないような働き方(職種、勤務)をしている人たちへと、ますます入らなくなってしまうんですよね。

けど、現実にはそうした人たちの方が多くって、なのでこれがまた日本経済とか国の財政に、暗い影を落としている、みたいな。


今年の数秘の年運は、「8」。
そして宿曜では、壁宿の年。

実はどちらも、「お金」と深いかかわりがあって、しかも特に「貯める(溜める)」のを好む特徴があるんですね。
対象によっては、「抱え込む」、もしくは「力を着ける」とか。
ポジティブ・ネガティブ、どちらにも言い換えられると思いますが。
それと、未来数が8さんの場合は、そうした8のネガティブな面が出やすいですね。
だから未来数の示す意味が「課題」という解釈になります。


では数秘的に、どうしてそうなるのか?を考えてみますと、それはおそらく、「8」が、人一倍「ゆるぎない安心や安定」を求めようとするからでは?と思います。

数秘の講座の中でもお話しているのですが、8は、4×2 なんですね。
4というのは、まるで家の土台、基礎。
ピラミッドも、その底辺は4角形です。
他にもいろんな例がありますが、つまり4は、地に足の着いた安定感=安心感 の数字。

そして「8」はそうした4の、「安心安全大好き」感が、倍増しているような心理状態なんですね。
けど、8さん自身はそのようには自覚されていないかもしれません。

 「お金はどれほどあってもあったに越したことない」

確かに一理あるけれど、でももしかしたら、8が求める上限(最低限?)は、ほかの人たちが考えているそれとは、はるかに大きいかもしれない、と思うんです。

10万を大金と思う人もいれば、それっぽっちじゃどうしようもない、とか。

8のパワーが強すぎて「たがが外れてしまった」8さんたちは、この後者のような発想をお持ちのように思います。
すると、そうした様子を、「8は金銭欲や物欲が強い」「お金や財産に執着する」「囲い込む」という風に取られる理由の一つになっているのかもしれません。

4との相違は、4は、倹約して貯める、そしたらいつのまにか貯金が増えてた、という感じ。
(勤勉なのは両方ともなのですが)

一方で8は、人の倍働いて、倍節約や倹約して。
さらには、人の倍、増やそうと努力されてるような気がいたします。
ですから、8は、余裕のある生活ができたり、お金持ちにもなれるんじゃないかと。

つまり、4のしていることや考えかたが2倍本気で(笑)強くって、しかも4との決定的な違いは「もっともっと求める・欲しがる。 そして自分から増やしに行く」という点です。

言いかたが悪くて申し訳ないのですが、4よりもはるかに、金銭的な安定に対して貪欲になりやすいと思うんですね。
けれどもカバラで考えた時、その貪欲さは、8の「生まれてきた目的。理想の人生」には欠かせないものでもあります。

8はお金や(権)力を使って社会を良くしよう、貢献をしよう、というのが目的ですし、役割でもあります。
そういう才能が、ほかの数さんたちよりもずば抜けているから、相応しいんですね。

だから貪欲であることは間違いではないです。
むしろ、8さんらしいです。

けれど、まずいのは、そうして得た後でどうするか? なんです。
カバラ的には、世間に流通させたところで、魂のお役目完了なんですが。

****

ということで、今年の年運が8ということは、お金なしには生きていけない生活をしている人たちに、先ほどの8のような兆候が表れやすい、と言えます。

そしてその読みを後押ししてくれるかのように、宿曜の「壁宿」も、壁で囲って守る、つまりため込む性質があります。

そこで冒頭の話に戻るのですが。

不景気だー、先行きが不透明で不安だ―というお話をあちこちで見聞きしますが、もしかするとそれは、自分たちが出し渋っているせいで市場に出回るお金が減って、すると他の人たちも危機感からどんどん出し渋って。。。ってますます不景気に拍車がかかってる?とか。
お年寄りが物をため込むのも、ゴミ屋敷にしてしまうのも、そこには孤独=誰も助けてくれない=不安や心配=先々に対する強い恐れ があるのも理由の一つじゃないかと私は思ってます。 

****

テロリストや過激な共産思想とかだって、結局、どんなに真面目に働いても貧乏から抜け出せないし、こんなじゃ老後も不安でしかたない。
しかも貧しさのために満足な教育も受けられないし、裕福ではないというだけで恥ずかしい思いをしたり、イジメや差別もされる。
だから、社会を憎んで恨むようになって、あんな事件を起こすんです。
自分の信じる神とか宗教への信仰心は、攻撃をしかけるための口実や建て前、みたいな?

歴史を振り返っても、フランス革命だって、そう。
でも、上にいる人たちばかりが潤って、楽をして、でもそこから遠い所にいる人ほど、川の水が枯れて干上がるように、得られるものが少なくなってしまう。
そうして、心が歪んでゆき、平和や安全な暮らしが脅かされてゆくんですよね。

って、そんな風に考えてたら、「これってやっぱり、8のネガティビティの典型がはっきりと出てきているよな」って思わざるを得なくって。
それが行きつく先は、勝者と敗者の立場の、二極化と分裂。

けど、それは表向き、というか世俗から観たもの。
「高いところ」から観た場合、勝ちは逆転して、実は利己的か利他的かが露わになるというか。


来年は9になりますが、9は8の堂々巡りがこと切れた様子が、その形に示されてると感じます。
何かが、飽和状態になって、切れて?キレて?、放出されるんだろうな。。
そうして、気が抜けた風船みたいになって、過去数年に及んだストーリが完結。

とにもかくにも、お金の使い方、扱い方に、その人の人柄が現れますね。
無くて節約は当然で恥ずかしくもないことだけど、欲を出して出し渋るのは、私はちょっと恥ずかしいし、余裕があるなら気持ち良く使ってあげることも、立派な人助けになると思うんですよね。

とにかく、今の雰囲気はかなり年運通りで、相当8っポイ気がいたします。
でもネガティブな。

後半には、もうすこし、ポジティブな方(優しさや同情の表れ、利他的であること)へと改まってくれるといいんですけど(願)