カバラ数秘術のBlog

静岡在住カウンセラーが、カバラ数秘術と心のケアについて、気ままに書いています。 ちなみにライフパスは33です。

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人生とは理不尽なものである。 by 中島義道



これからまた出直ししようと決め、その準備や作業に追われながら、自分の仕事のゴール(目指す理念、ポリシー)みたいなのを見つめ直すことになり。。

それで、ヒントを探しているうちに見つけたのが、この本でした。
面白かった!です ↓

働くことがイヤな人のための本

人生とは「理不尽」のひとことに尽きる。
思い通りにならないのがあたりまえであること。

いかに粉骨砕身の努力をしても報われないことがあること。
いかにノンベンだらりと暮らしていても、頭上からボタモチが落ちてくることがあること。
いかに品行方正な人生を送っても、罪を被ることがあり、いかに悪辣な人生を送っても称賛され賛美されることがあること。

そして社会に出て仕事をするとは、このすべてを受け入れるということ、その中でもがくということ、その中でため息をつくということなのだ。

だから尊い。

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美人が、「私、自分のこと綺麗って思ったことがないの」といえばますます好かれるのに、不美人が「私、自分のことブスって思ったことないの」と言えばますます嫌われる。

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「よくよく考えてみればすべて理不尽だということ。
ただ、私たちは理不尽じゃないフリをしているだけ。
そうでもしなければ、辛くて不安でたまらないからです。

自分に才能がないことも理不尽であれば、才能がある人が不遇であることも理不尽であれば、才能がない人が過分に報われていることも理不尽なんです」


中島さんが伝えたいのは(と思うのは 笑)、「人生=現実は理不尽なものなんだよ。 でもそこをちゃんと直視して、じゃあどうするか?って先に進めようとしなければ、悩みも問題は解決できないんだよ」ってことのようです。

 仕事はこうあるべき。
 人はこうあるべき。
 こういうのが理想。

そういう、世間の常識でできた「型」に、自分のスタイルも当てはめようとします。
それをお手本にして比べてみたり。
「でも、本当に、そういうやり方・考えかたをするのが良いのだろうか?」


あと、ほんと、その通りだったよなって思ったのは。
マスコミで華々しく取り上げられる「成功者」は、ごくごく一部だ、ということ。
つまり、そういう人は元々生まれ持った才能をもつ天才(=天職)であると。

例えばマンガ家を目指してる人は山のようにいる。
ごく一部の天才の輝きに目がくらまされて、その陰で、日の目を見れない人たちがどれほどいることか。
そこも見ないと、叶わぬ「夢」に振り回されて終わってしまわないか?という疑問を、伝えようとしてる風に想えました。

そもそも天才タイプは、まだ幼い子供の内から、頭角を現してます。
しかも、才能があるだけじゃなく、本人がそれが大好きでしょうがない。
食事も遊びも勉強もそっちのけで、延々とそれをしてる。

つまり、それをしていることが苦にならないし、それがないと生きていけない!=どんな試練や苦境も耐えられる という風になるわけですね。
そしたら、大人になってその道で立てるようになるのはごく自然の成り行きです。
錦織選手だってまだ小さな子どものうちから活躍してましたし。

ということで、残酷な話ですけど、ほとんどの人が、二流三流のまま、人生を終えることになるんですよね(By 中島先生)。

でも、「それのどこがいけないの?」ってこと。
大切なのは、自分が、その中身をどんな風に受けとめてるかってことじゃないの?って。

確かに「こんなにがんばっているのに、夢に破れ続けている」、という受け止め方で生きてたら、心がすさんでしまいますよね。

自分にとって、仕事とは何?
何のために働くのか?

でもほとんどの人が、限られた人生の大半を、仕事しながら生きている。
だから仕事の意義や価値は、その人に取ってとても重いもの。

そして仕事には、食べていくための仕事と、道楽としての仕事がある。
本業といいつつも、それで自活できてなければ、それが趣味の道楽と同じだ。

で、それで食べていけない理由を、世間のせいにしちゃいけないよ。
きれいごとを並べて自分のしていることを正当化しようとしても、しょせん世の中は「理不尽なもの」であふれかえってる。
突き詰めると、真に道徳的なことなど、誰一人、していない。
あなた自身だってそのうちの一人だよ。

なんて、はっとさせられることが結構書かれていました。

そもそも仕事も含め「生きかた」って、他の人たちと勝ち負けを競い合えるようなものじゃない。
勝った、負けた でどっちかに身を置こうとするから、おかしなことになるんですよね。

二流でも三流でも、言いたい人には言わせておけばいい。
そもそも、生き方って、順位をつけられるようなものじゃ、ないんですよね。

ちなみに中島先生は哲学の先生=考えることがお仕事のかた、です。