カバラ数秘術のBlog

静岡在住カウンセラーが、カバラ数秘術と心のケアについて、気ままに書いています。 ちなみにライフパスは33です。

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運命を開くー世界を駆けるエリートは肝臓にご注意



前回の続きです。
運命を開くー過密化した都市生活は人間を破滅させる

こちらの記事は安岡正篤著、運命を開く―人間学講話 から、内容を抜粋してお借りしています。



養生と養心

世界を駆けるエリートは肝臓にご注意


P224

米国ロックフェラー医学研究所のルネ・デュポス氏は
「人間の生活が過密都市化し、科学技術の発達による文明生活がここまで発展してくると、人間にとってそれは幸福か災いか、実は大変恐るべき問題である」と説いている。

今日の文明は、地球から、距離というものを無くした。
時間というものを無視するようになった。

ところが人間の体というのは、非常に複雑微妙な順応調整機能で成り立っている。
この機能が円滑に行われなければ、故障した機械と同じで、じきに破滅していく。

仮に、朝東京を出発し、ジャカルタに行ったとする。
そして現地では、緯度や経度を無視して、その土地の珍しい食べ物を飲み食いして楽しむ。

しかし人間の身体の内部は、その時まだ順応できていない。
ジャカルタにいようがNYにいようが、その人の身体はまだ東京の身体なのである。

多くの専門家が、飲食物は、できるだけ住み慣れた土地にできる季節のものを摂るのが最も妥当であり、合理的であることを(理にかなっていることを)立証している。

緯度や経度、距離や季節の変わったものは、やはり我々の生理機能を違和に陥れる。
つまり、調和を破壊するのだ。

※ 英国のシャーリープライスでアロマセラピーを学んでいた時、その年の天候と、産地の気候や地形、水などの栽培環境の違いが、精油の原料となる植物の化学組成、つまり品質(=毒性でもある)にどれほど大きな変化を与えるかという指導を受けました。
施術に使用する精油を選ぶ際、原料となる植物の品種(学名)を確認することは元より、産地やその年の天候などにも注意するようにと繰り返し説明を受け念を押されました。
なぜならイギリスでは原液のままの経口摂取や皮膚への塗布もする場合があり、なので精油の毒性=品質はアロマセラピーの施術を行う上でとても重要なファクターだったからです。

もう一点。長期で海外生活をされたかたならご経験があるかと思うのですが、住み始めて数か月もすると、突然疲労感や発熱、下痢や嘔吐、発疹などの、原因不明の体調不良が起きます。
そして2,3日もすれば、今度はすっきりと回復します。
他の国から来ていた留学生たちも、ほぼ同時期に体調を崩してて「良くあることで、身体が順応しようとしている」と現地の先生から聞いたことがあります。
ですので個人的には、安岡先生のご意見については同意できます。


そこでまず最初にやられるのは肝臓(※ 肝臓の主な働きは解毒分解処理です)

確かに、珍しもの食い、初もの食いな人には肝臓病の患者が多い。
ところがリッチでエリートな人たちほど、これが誇りであり、愉しみでもある。
けれどそれは、自分の身体、機能、なので心理を混乱に陥れることにほかならないのだ。


はたして人間は、この現代文明の急速な進歩と変化に、順応していけるのだろうか?

実は「いけそうにない」ということを、ホール教授やドクシアデス、あるいは生化学者のカレルやデュボスが我々に警告しているのである。


『そこで我々は、よほど注意して自分で自分を治めませんと、この文明を享楽しながら、いつのまにか皆、破滅していくということになりますので、「養生と養心」などという題でお話し申し上げようと思った所以であります』  (原文のまま)


生を養わんとする心を養う

つづく