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カバラ数秘術のBlog

静岡在住カウンセラーが、カバラ数秘術と心のケアについて、気ままに書いています。 ちなみにライフパスは33です。

● 当ブログコンテンツの(出典先を明記しないままの)無断転用・引用は固くお断りいたします ●


運命を開くー「陽」に傾きすぎると混乱と破滅を招く

  ■ こんな本読みました



シリーズ(笑)連載3回目です。

運命を開くー過密化した都市生活は人間を破滅させる
運命を開くー世界を駆けるエリートは肝臓にご注意

こちらの記事は安岡正篤著、運命を開く―人間学講話 から、内容を抜粋してお借りしています。



養生と養心

生を養わんとする心を養う


P226

もう今日の学問では、「物と心」というような区別はなくなっております(※この本は1986年12月に出版されています)
「物心一如」であることが、あらゆる学問の分野から立証されております。
精神身体医学などというものも発達しまして、"我々の生を養うということは、そのままに心を養うことである" ということも、深い興味をそそるものがございます(※原文のまま)

鹿やウサギ、ネズミを使った研究でも、少し過密都市的な生活をさせると、たとえば、副腎機能に障害を生じる。
そうすると気力が失われてしまう。(※ 前回の記事 に調査の概要が書かれています)


かのナポレオンも副腎機能に不調をきたして失脚をしたといわれている。
彼は戦いに負ける前に、副腎を壊していた。
そのせいで、ナポレオンとしての「面目を失い、機動性も計画性もなくなり、エネルギーを失っておった。 彼はいつ寝るんだろう?と言われるくらいに精力旺盛であったが、身体が変調になると、暇があればこくりこくりと眠っておると言う風になって、とうとう負けてしまったのであります ― 運命を創る P234」

野生の動物がそうであるように、人間は特に影響が大きい。
特に重い職務についている人たちは、これにもっとも警戒しなければならない。

安岡先生は、「真向法(まっこうほう)」という、簡単な体操をしている。
これは、朝目が覚めたあとか寝る前に行い、全身の組織機構のアンバランスを調節するもの。

まず、正座してから、喉の甲状腺をよく摩擦する。
甲状腺からはサイロキシンというホルモンが分泌されているからだ。
サイロキシンは、人間の知性、美の感覚、道徳的宗教的な善、聖の感覚といった、我々にとって一番高等な機能に役立つもののようだ。
(※のどのしたに、特殊なチャクラ(エネルギースポット、ツボ)があって、そこは神性な物事とつながり、メッセージを送受信している場所というのを何かで見かけたことがあります)

サイロキシンが分泌しなくなると、善も聖も美も知も、衰える。
そうなっては自殺と変わらない。
なので毎朝目覚めると、まず正座をし、甲状腺を優しくなでて摩擦する。

次に後頭部を、柔らかく、軽くたたく(※くれぐれも強いのはダメ!!です)
後頭部からは、プロラクチンが分泌されていて、これは母性本能、なのでものを愛したり育てたりする作用や機能を促進するものである。
これを雌のネズミに注射すると、母性本能や愛他本能を復活させる。

百会も軽く刺激する。
これをすれば、脱肛は治るぐらいの効き目がある(※第7チャクラと第一チャクラを結ぶエネルギー線ですね。ちなみに第一チャクラの入り口に当たる付近のツボは、そこに針を刺すと、それまで意識を失った人が一瞬で意識を取り戻すくらい、強烈な効き目があるそうです。ヨーガの、第一チャクラが生命エネルギーの出入り口と言う考えと一致している気がします)

足の裏の土踏まず、足の指、手の指、手のひらなどを、暇があればよく揉む。
その作用や効果は解明済みだ。
(※足の中指の表裏両脇、付け根を揉んだり引っ張ったりして柔らかくしてあげると、首の回りが楽になり、肩こりが緩和します。
また私がリフレクソロジーの第一人者、二コラホール先生から教えていただいたのは、足や手の指の関節を常に柔らかくしておくことは心身の健康状態の良し悪しと直結しているということでした。
実際、身体の関節が固い人は、身体が弱かったり病気がちだったりします。
足の土踏まずやその周辺には、消化器系を中心に大事な内臓類とリンクしているポイントがあります。
胃の具合が悪い時も、ここを柔らかくしてあげると、すぐにすーっとしてきますよ)

家畜の飼料から、マンガンやヨードを取り去って与えると、家畜は「ダメになる」。
年を取ると、昆布やわかめなど、ヨードを含むものが食べたくなるのは自然のなりゆきである(※実際、甲状腺からのホルモン分泌は、加齢とともにどんどん減少してゆきます)

ノーベル賞を授与された英国のクレーブス教授の研究は、「クエン酸サイクルの理論」である。
その理論を最も有効かつ簡単に体現しているのが、梅干しである。

クエン酸サイクルは、一種の循環作用。
酸に対してはそれをアルカリ化させ、アルカリに対しては酸との中和を図ってくれるという仕組み。
人間の身体は弱アルカリ性にしておくのが理想。
なので、日本人は、梅干しを取ればよい。

「我々は皆、現代都市文明の研究家が恐れをなしております災害を、少なからず、自力で容易に解消していくこともできるわけです」 (※原文のまま)

第一次大戦後に出版され当時のヨーロッパで一大センセーションを巻き起こした、シュペングラーの『西洋の没落』は、トインビー(歴史学の大家)の「歴史の研究(本)」に大きな影響を与えた。

トインビーはシュペングラーの概念が受け入れられず、答えを模索していたところ、やがて東洋の「易」に行き着いた。
この「易」の概念によって、トインビーはヒントを得て救われたのだ。

けれども私たち日本人は、先祖から与えられた偉大な思想や学問をほとんど捨てさり、顧みようともしていない。
戦後はそれが特にはなはだしい。
外国人から教えられて「そんなものがあったのか?」と改めて見直したりだとか、そうした傾向が非常に強い。

易には、陰陽相待性理論 というものがある。
それはどういうものかを簡単に説明していく。

この創造の世界、造化の世界は、陰と陽との交わりによって営まれている。
例えば草木の場合。
根には、(その草木にとっての)全体的・含蓄的な生命力が存在している。
その生命力が外に発動すると、芽を出し、幹を伸ばし、幹から枝ができて、葉がつき、花が咲く、という風に活動し、パーツごとに分化して、繁茂する。
これが「陽」の働きで、これが無ければ活動も発展もありえない。

繁茂していくと、それはやがて末梢化していく。
すると生命力がか細くなり、枯れて、散って行く。
そこで「実在」は、必ず発動・発展に対して、含蓄される。
内に潜め、蔵する。 潜蔵する。 含蓄する。
分化に対して統一する。
こういう統一や含蓄の働きをするのが「陰」である。

含蓄の「陰」の働きと、活動・発展・分化の「陽」の働きがしっくりいけば、そこにたえまない"創造"活動が行われる。
つまり、健康があり、真の発達がある、ということになる。

この陰陽の力がうまく中和されていれば良いけれど、もしも「陽」に偏ると混乱・破滅になる。
その代表例が、近代都市 である。

逆に「陰」の方に傾くと、これは統一・含蓄なので、固まってしまう。
悪(ワル)が、溜まりになってしまう。

そこでそれらを調和させよう、ということになる。


理知は酸性(陽)、感情はアルカリ性(陰)

次回でようやく完結です♪