カバラ数秘術のBlog

静岡在住の数秘術カウンセラーによる、数秘術やスピリチュアリズム、メンタルケアのいろいろ

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みんな一緒主義



今日も中島義道先生のご本からのまとめを。

と、その前に。

中島先生は、ご本を読めば読むほど、数秘9か7さんっぽいなぁって感じてて、でもこの徹底した厳しさとか、一筋縄ではいないような気難しさ(すみません!)、反発や抵抗は7よりも9っぽい気がしました。
そこで調べてみたら、9-9-7さん。
けど「7」も象徴的でらして、観察力や分析力はそちらのせいかなぁ?と。

それから、一見するとなかなか辛辣で手厳しい書き方をされているけれど、根底には強くて深い愛を感じます。
特に、対人関係で生き辛さを感じている人たちへの。

そうでなければ、そうなる覚悟で、ご自分が非難にさらされそうなことは主張されないでしょうから。

「人間嫌い」のルール

P78

人間嫌いは、「みんな一緒主義」が嫌いであるが、それはその人が自分に害を与える場合に限る。
自分とは正反対な信念を持とうとまったく構わないし、「改心」させようという野望なども微塵もない。

先生の場合、できれば10メートル以内に近づかないで欲しいのは、みんな一緒主義だけじゃない。
知的向上心のまったくない者、しかもそれを全然恥じてない者、さらには知的向上心を軽蔑さえする者、だ。
オルテガのいう「大衆」だ。

大衆はすべてみんな一緒主義だが、中にはわずかに、知的好奇心の旺盛な者がいる。
ではオルテガがいう大衆とは。

善い意味でも悪い意味でも、自分自身に特殊な価値を認めようとせず、自分は「すべての人」と同じであると感じ、そのことに苦痛を覚えるどころか、ほかの人と同一であることに喜びを見い出しているすべての人。

自分に対して何ら特別な要求を持たない人。
自己完成への努力をせず、風に吹かれて漂い続けるような人たち。

こうした大衆は徹底的に怠惰である。
なので、何事においても、「わかりやすさ」を求める。

「わかりやすい」とは、何の努力もしないでわかるということ。
書物なら、寝っ転がって読んでもわかるもの、ということだ。

一般書を書く場合、編集者は著述家に、「わかりやすさ」を求める。

一般書を書いた 『学者なら誰でも、担当編集者から「わかりやすく、もっとわかりやすく、さらにわかりやすく」という強迫現象のような要求にうんざりした思いがあるだろう』
哲学の入門書でさえも、大変わかりやすく書かなければならない。
だが、努力しないでもわかってしまう哲学入門書など、「哲学への」入門書ではない。

知的向上心をもたないことを、何一つ恥じずに露出する現代の風潮は、呆れ果て、恐ろしくさえある。

  「おれ、難しいことはからっきしダメだ!」
  「あたし、頭悪いからわかんなーい!」

と、晴れ晴れとした顔で語る大衆たち。

しかもかなりの知的エリートたちもこのゲームに加わっている。

エリートサラリーマンに、デカルト、カント、ハイデガー等の名前を出したとたん、「そういうの、まったくわからないですね」と、ニヤニヤしながら応答する。

『おもいっきり反感を買う形で言ってみると、人生の根本問題をあっさり投げ捨て、日々の俗生活に埋没し、しかもそういう形で自分を軽くせせら笑って、それでいいと思っているのであろうか?

私は彼らが生き方として正しくないと言っているのではない。
ただ、彼らが嫌いだと言っているのである』