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カバラ数秘術のBlog

静岡在住カウンセラーが、カバラ数秘術と心のケアについて、気ままに書いています。 ちなみにライフパスは33です。

● 当ブログコンテンツの(出典先を明記しないままの)無断転用・引用は固くお断りいたします ●


内向的な人は、人が嫌いで付き合い下手なんじゃない。

昨日、ホンマでっか!?TVを見てて しばらく考えてたことがあります。


人付き合いに疲れてるかた、避けてるかた。
少なくない気がします。

そもそも人間アレルギーにかかる理由の一つに、「内向型」という気質タイプも関係していると私は考えています。
そしてこれは生まれ持ったもので、後天的にそうなったのでもありません。
ですので、もしも人生の途中から人づきあいが苦痛になった、というのであれば、おそらく原因は性格ではなくて別にあるはず(なので対処の仕方も変わるということに)。

そこでこの本をお勧めしたいと思います。
人付き合いが悪いからといって、人としてダメなわけではないと腑に落ちたし、自信もつきました。

そもそも外向的・内向的という言葉や考え方を世間に広めたのはユングです(ユングはライフパス9です)
そしてこの性格パターンは今は細かく分類されていくつもあるようです。
決して、「私は外向的だから内向的な部分はない」、というのではなく、誰もが程度は違えど両方持ってて、あいまいなようです。

ユングは、「外向的な人と内向的な人は分かり合えない」と言っています。
私も納得だし同感です。
両者の間では、快不快といった生理的な、理屈抜きの好き嫌いの差は特に激しい気がします。

例えば、内向的な人は、人が大勢いて、ガヤガヤとにぎやかな場所がとっても苦手です。
それは人が嫌いなんじゃなくて、そういうところにいると神経がひどく消耗して疲れるから、です。
ですから、孤独に強い、人一倍の寂しがり屋で甘えん坊さん、も少なくないです。

とにかくそのせいで自然と一人になりたがるし、物思いにふけるのも好きだから、(外向的な人よりも)寡黙で地味でおとなしくなります。
そうすると、逆ににぎやかなのが好きでいつも誰かといたがるような人たちから、やれネクラだとか、ネガティブだとかからかわれたり、生まれ持った個性や性格を頭ごなしに否定されて傷ついてしまうんですよね。
私なんかもその一人です。
そしてそれがさらに人付き合いへの苦手意識を強めてしまって、距離を取らせてしまう原因になる場合も。

以前TEDのスピーチで話題に上ったスーザン・ケインさん。
ご存じのかたもいらっしゃると思います。
digitalcast.jp

そしてこれがアメリカでミリオンセラーになった彼女の著書です。
エマ・ワトソンも「この本のおかげで自信がついた」と話しているインタビュー記事を見たこともあります。




ということでケインさんの研究と本のおかげで、内向型の人たちへの世間の誤解や偏見が変わりつつあって、もっと生きやすくなる気がします。

さてさて、ではあなたはどちらのタイプでしょう?
この本にあった簡易テストでお試しを。
判断に迷ったら近いほうを選ぶんだそうですよ。


1  グループよりも一対一の会話を好む。
2  文章のほうが自分を表現しやすいことが多い。
3  ひとりでいる時間を楽しめる。
4  周りの人にくらべて、他人の財産や名声や地位にそれほど興味がないようだ。
5  内容のない世間話は好きではないが、関心のある話題について深く話し合うのは好きだ。
6  聞き上手だと言われる。
7  大きなリスクは冒さない。
8  邪魔されずに「没頭できる」仕事が好きだ。
9  誕生日はごく親しい友人ひとりか二人で、あるいは家族だけで祝いたい。
10 「物静かだ」「落ち着いている」と言われる。
11 仕事や作品が完成するまで、他人に見せたり意見を求めたりしない。
12 他人と衝突するのは嫌いだ。
13 独力での作業で最大限に実力を発揮する。
14 考えてから話す傾向がある。
15 外出して活動したあとは、たとえそれが楽しい体験であっても、消耗したと感じる。
16 かかってきた電話をボイスメール(※ 留守録)に回すことがある。
17 もしどちらか選べというなら忙しすぎる週末より、何もすることがない週末を選ぶ。
18 一度に複数のことをするのは楽しめない。
19 集中するのは簡単だ。
20 授業を受けるとき、セミナーよりも講義形式が好きだ。


いかがでしたか?
いくつありました?
該当する項目が多ければ、あなたはIntrovert(内向型の人) です。


次に、内向型の人の長所ですが、こちらをどうぞ。
特に外向タイプのかたにとっては意外な発見が多いかもです。
the5seconds.com

そんな内向型の著名人はこちらです。
オバマ大統領、リンカーン、エマ・ワトソン、ビル・ゲイツ、J・K・ローリング、バフェット、ガンジー、アインシュタイン、クリスティーナ・アギレラ、エレノア・ルーズベルト、オードリー・ヘプバーン、コートニー・コックス、などなど。
続きはこちらで。
www.huffingtonpost.jp

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もしも、「内向的な性格や生活態度は直さなければならない」という、昔ながらの常識を押し付けられてしまうと、内向型の人は潰れてしまいます(ユングも、生涯変わらないものと言っています)

またそう思い込んでいる内向型の人自身も、悩まなくていい悩みに苦しめられます。
したくないしできないことを、無理やりしなければならないからです。
それでは、能力も個性も発揮できず、よけいにダメダメモードに陥ってしまい、そうして正真正銘のネクラになってしまう恐れも。

現に、内向型の人には優秀なリーダーが多いそうです。
また穏やかで控えめで自制心が強い内向型の人たちが、世の中の人間関係において緩衝材の役目を担ってくれているので、世の中が平和に回っていっているといっても間違いではないそうです。

優秀なカウンセラーや占いの先生たちも、私は、内向型の人が多いように感じます。
私も自分が内向型だからかもしれませんが、もしもセッションを受けたり悩み事の相談をするなら、威勢が良くて元気があって話し方の押しや主張が強いカウンセラーや自分主導型の占い師さんよりも、物静かでやわらかく、何も言わなくてもこちらの気持ちを先回りしてなるべく緊張やストレスを感じないようにしてくれる、思慮深くて観察力のある内向型の先生にしてほしいです。

外向型の先生だったら、たぶん、こちらの方が気を使って相手に合わせるでしょうから、終わった後はよけいに疲れてぐったりしてしまいそうなので。
何より、うっかり核心に触れるデリケートな部分を話してしまうとそこを変にいじられて、よけい傷を深められてしまいそうですから、何も話さないだろうと思います。

けれどもしも自分が外向タイプの性格だったら、やっぱり自分と同じ外向タイプの施術者が良いかもしれません。

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いずれにしても、内向タイプは全体の半数近くを占めていると推測されています。
意外と多いでしょう?
そして思慮深くおとなしい彼らはデリケートで繊細です。
しかも我慢強いので、辛いことや不愉快なことがあっても、すぐさま不満や反論を相手にぶつけたり、顔や態度に出したりもしないだろうと思います。
ですがそのことが裏目に出た場合、そうとは思いもしない外向タイプの人の言動が神経を逆なでしたりエスカレートしては内向型の人の傷をますます深め、そうして内向型の人は外向型の人に対する怒りや恨み・不満を人知れず募らせるわけです。

もしかすると、心の病にかかる人の大半は内向型であり、また競争社会ならではの「先に仕掛けたもの勝ち目立った者勝ち」の風潮や荒っぽい言動に押され(こういう人たちは鈍感で粗野で無神経にすら感じるかもしれません)、都合よく使われたり言われたりして、やり場のない怒りやストレスをため込んでいる内向型の人は少なくないんじゃないか?という気がします。

けれど先ほども書きましたように、そもそも価値観や基準が真逆なので、お互いに分かり合えないんですよね。
受け入れることも共感するのも至難の業と思います。

であれば、自分から見てどうしても合わない人、不快に感じる人への対応として、相手の理解や受容に努めようとするやり方は、場合によっては逆効果になりそうです。
その際は、むしろ相手と距離を置き、当たり障りなくお付き合いするほうが、(お互いのためにも)ベターでしょう。

しかし、なかなか難しいですね。