カバラ数秘術のBlog

静岡在住の数秘術カウンセラーによる、数秘術やスピリチュアリズム、メンタルケアのいろいろ

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マルクスと格差と、そしてちょっとだけ角栄さん。

こんにちは。

先日「しくじり先生」という番組を"ながら見(聞?)"してたら、なかなか面白かったです。
マルクスの"しくじりぶり"について、オリエンタルラジオの中田さんが笑いたっぷりにしかもわかりやすくレクチャーされていました。

さて、マルクスの資本論の主旨をざっくりと一言でいうと、「格差をなくそう」というものだったそうです(途中から観始めたのと、他の用事もしながら聞いていたので、気をつけて書いてはいますが、これから書いていくことの中には多少の勘違いもあるかもしれません。あ、ここ用に一部解釈や表現も変えています)
そしてそのテーマが当時の社会状況とマッチしてたおかげで(産業革命が起きた後。労働者階級の人たちが安い賃金で酷使されていた。とここは渡邉さんの本から)、当時大ベストセラーに。

また、ソビエト連邦ができたきっかけにもなっているんですって。
この本に書かれていたことをお手本にして、理想の国家を作ろうとしたんだそうです(ちなみにこのときマルクスはすでに亡くなってました)
たった一冊の本が世界や歴史を動かしたなんてすごい、ロマンティックですね。

けれども、結果的には失敗し、ソビエト連邦は崩壊しました。
それはどうしてか?
ここからあっちゃんの解説を。

その1。
格差をなくすために、政府は所有できる土地でも仕事でもなんでも、国民が平等にゲットできるようにしたそうです。
なので農地も国から与えられ、そして仕事もまるで今のバイト先の勤務表のように割り振られ、そうしてみんなが「平等」に収入を得られることを目指しました。
すると何が起きたか。
農業は自然相手の仕事。
人間のタイムテーブルや都合に合わせてくれません。
そうこうするうちに天候不順?が起きます。
けれども、その畑は自分の物じゃないし、今は自分に割り当てられた勤務時間ではない。
だから悪天候になって作物のことが心配だけれど、ルールがルールなので、思うように農作業しには行けないし、「私のシフトじゃないんだから別に行かなくてもいいでしょう?」って行かない。
その結果、畑は荒れ、大飢饉が起きました。

また、商業面もうまくいかなった。
例えば、衣類。
衣服は制服のようなシンプルな作りやデザインのものが政府から配布されたり、市場でも売られてたそうです。
ここでもみな「公平で平等」にしようとしたんですね。
貧しくて靴も履けなかった人たちは大喜びです。
けれど、そういうデザインは、地味ですし、面白みに欠けていて、飽きます。
みんなと同じような衣服というのは、機能的ではあるけれど個性的ではないので、着る楽しみもないし、自分を素敵に見せてくれるお気に入りの服を着て気分を上げるなんてこともできません。

やがて、パッと見は政府指定?のデザインではあるものの、こっそりと人目につかない部分にちょこちょこと装飾を施した服を売ったりお金をもらって作る、闇ビジネスをする人たちが出てきます。
すると大人気になり、その服屋さんは大儲けし、まっとうに政府公認の服を売っていたお店は立ち行かなくなります。
そうして結局、ここでも格差が生まれてしまいました。

最後に政治。
ソビエト連邦に属する自治体の長は、議会を作ります。
が、ここでも「平等」を意識して、政党は一つだけ。
そしてその政党からリーダーが選ばれます。
さて、国のリーダーですから、めちゃくちゃ忙しいです。
また諸外国との外交もしなければならなくて、国の代表としてそのメンツも保たなければなりません。
良い衣服を着、秘書や部下をはべらせ、ちやほやされます。
また、安全に守らなくてはなりません。
すると必然的に、つくりがしっかりとした高価で安全な家(=高級住宅地)、防弾ガラスを使った高価な公用車etcといった、一般の人たちよりも何かと特別仕様でハイレベルの暮らしぶりになります。
そうしたリーダーの特権だったり恵まれた待遇に嫉妬や不満を募らせ、その座を奪おうとする政敵たちが現れます。
結果、政治が不安定になります。

こうしてソビエト連邦はじわじわと内側から自滅するようにして崩壊していったのだそうです。


*****

私、この中田さんの解説(視点?)に目から鱗でした。

みんなが公平で平等で、そして階級も含めて格差がなくなった世界が理想や目標であり、そこではみんなが幸せに暮らせるだろうと、私も思い込んでいました。
けれども、「そうか。それはそれでこうした問題点も出てくるんだな、うまくはいかないんだな」って気づかされ、今は「むむむ・・・」って、なんだかわからなくなっちゃってます(苦笑)

それに、どちらにしたって、一人一人が自分の欲望を健全に制御できない限りは、格差は絶対に無くせない。
それはどんなに優秀な政治家や教師にも無理なんじゃないかという気がします。

そういえば以前何かで、「多少の摩擦や障害がなければ、人類も文明も進化しない」という話を見かけたことがあります。
これは話し合いの場もそうなんですって。
すんなりまとまってしまうよりは、あーでもないこーでもないといろんなアイディアを出しあって議論していったほうが、そこで生まれるものはもっと高質で有益なものになるんですよね。

*****

そんなわけで、格差があることは必ずしも100%悪いことばかりでもなく、もしかすると水面下では人類や文明の発展に貢献しているのかもしれません。
けれどもそれが争いのきっかけにもなっていることは確か。
ただそれも、お互いがあまり自己主張しすぎたり、わがままにあれもこれもと自分に都合がよいことばかりを要求しないように自制できれば(上手に妥協しあえれば)、会話の上では戦ってても、それが暴力沙汰にまで発展することはないんじゃないかと。
かといって、相手の違いや個性も殺さず。

う~ん、難しいな。
やっぱり、一人一人の自覚や判断次第になるのかな。


最後に、マルクス自身について。

オリラジの中田さんによれば、イマドキな言い方をすれば、高学歴ニートだったみたいです。
裕福な家に生まれ、生涯一度も働いたことがない、苦労知らずで浪費の天才だった模様。
途中実家が没落した後も、お金持ちの友達がパトロンになって、彼の生計を支えていたそうです。

そしてこんなエピソードも。
そのパトロンの親友が恋人?婚約者?を亡くして悲しみにくれ、マルクスに手紙を書いて送ったそうです。
するとマルクスは、「そんなことはどうでもいいから、金をくれ」と返信してきます。
当然のごとく友人は激怒していったんは絶交するものの、マルクスもかの田中角栄さんみたいにどこか人たらしなところがあって、なので嫌われて窮地に立たされる、ということはなかった模様です。
それどころか、ある時は親族でもない知人から3千万もの遺産を相続させてもらったことも。
ただそれも家やら家具やらを買いこんだり、もしくは連日のようにパーティ三昧をしてたら、あっという間に無くなってしまいます。
するとマルクスは「どうしてこんなことに? どうしてこんなにお金がなくなってしまうのだ?」って、まるで人ごとのように嘆いてたそうです(笑)


そんなこんなで、こうしたエピソードを聞いていたら、途中でぴん!と頭に浮かんだことが。
『もしかしたらマルクスって数秘「1」があるんじゃないかな?』

というのも、たとえば。

お金遣いの荒さ、でも無邪気で天真爛漫なところがあり、意地汚さとか欲深さは感じられない。
どちらかというと数字には無頓着(やりくりにも)。
ケチなわけもなく、むしろ気前はいいほう。
本人は計算も下心もないんだけれど、周囲は彼に良くしてあげたくなるような、困っているとほおっておけなおいような、そんな風にその人を自発的に動かしてしまえる不思議な甘え上手。
無茶苦茶して自業自得で自爆しそうになってても、それでも周りが見捨てることなく助けてくれる(もちろん彼からお願いしなくても)。
なぜか自然に人の心を惹きつけてしまう、人たらし的なトコが。

ただ、1はシャイで口下手で、口はさほどうまくないほうなんですね(ぶきっちょといいますか)。
それに人の心を読んで操りながら、自分の目的を達成していくような、計算や野心、器用さもありません。
またさらに、本の出版=マスコミュニケーションが成功を収めたり、それが世間にも大きな影響を与え、世界を動かした/変えたという点で、おそらくどこかに「5」もお持ちだろうと思って調べてみたら、やはりビンゴでした。

マルクスは 1818年5月5日生まれ、なので数秘は、5-1-1さんでした。
ちなみに同じく人たらしを生かして学歴がなく貧しい農家の出だったのに総理大臣にまで登り詰めた田中角栄さんは、1918年5月4日生まれで、4-1-9さんでした。

すると、なんとお二人の誕生日は一日違い!
しかも角栄さんは昨日、そしてマルクスはちょうど今日がお誕生日でした。
楽しい(笑)

そういえば、角栄さんの日本列島改造論の発想の源泉ですとかコンセプトは、マルクスの資本論とも共通するような気がします。
それに角栄さんは総理大臣就任後、ソビエトと積極的に外交してましたよね。

中途ハンパなオチですみません。