カバラ数秘術のBlog

静岡在住の数秘術カウンセラーによる、数秘術やスピリチュアリズム、メンタルケアのいろいろ

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小泉元総理は伝え下手だった? by 池上さん

昨日の記事の続きです。
http://kabbalah-suuhi358.hatenablog.com/entry/2016/05/23/151100kabbalah-suuhi358.hatenablog.com


池上彰さんが著書の中で、「(在任当時写真集やカレンダーがバカ売れしたほど支持されていた)小泉元首相も実は伝え下手だった(?)」とおっしゃっています。

今回ご紹介したいご本はこちらです。


『小泉さんの話し方は完結でわかりやすいと当時評判だった』と池上さん。
その具体例としていくつかの小泉語録を挙げてらっしゃいます。


「自民党をぶっ壊す」
「構造改革なくして成長なし」
「痛みに耐えてよくがんばった。 感動した。 おめでとう」

  (※ あ、これは確かあるお相撲さんが優勝した時のコメントでしたね)
「人生いろいろ、会社もいろいろ」


『彼の話し方には首をかしげたくなることもあります。それは語彙が少ない点です』


池上さんはこの点について、小泉さんの著書「音楽遍歴」で確信されたそうです。

小泉さんがクラッシック音楽好きでらっしゃることは当時も話題にされてて私も知っていました。
そしてこの趣味がきっかけでこの本を出版されたのだろうと思います。
けれども・・・
ではここから、池上さんのご本から、ご意見やお言葉をお借りしてみます。

しかし、曲や演奏などを形容する言葉は非常に限られています。

「素晴らしい」
「楽しい」
「深い」
「うまい」
「驚いた」
「好きだ」
「好きじゃない」

こうした言葉がひたすら続きます。

どのように素晴らしいのか、なぜ好きなのか、好きじゃないのか。
一歩踏み込んだ感想や解説が極端に乏しいのです。

読みつつ、小泉さんはほんとうに語彙が少ないんだなと、妙に感心してしまいました。

小泉氏の演説は多くの国民の心をつかみました。
簡潔でわかりやすい話しぶりもプラスに作用したのでしょう。
しかしそれは、語彙が少ないために、よけいなことを言うこともなく(言うこともできず?)、それが結果としてプラスに働いたのかもしれません。


ここまで。
最後はいかにも池上さんらしい、ちょっぴりシニカルな表現で終えられてますね(笑。
ですが、何がどうマズかったのか?の具体的なポイントの指摘や解説はさすが池上さんです。

確かに一般的に小泉さんと同じような話し方をする人の場合、形容詞とか副詞のような、修飾語(というんでしょうか?)が少ないです。
あったとしても、個人的な感想や意見を述べているのにも関わらず、その内容はこちらの予想通りだったり。
なので結局平凡でありきたりなものになり、これといった印象が乏しくなったりします。
であれば明らかに、個性(小泉さんらしさ)や面白み(意外性、独自性)には欠けますよね。

逆にいうと、もっと修飾語を意識してふんだんに挟んだ話しかたをすれば、より魅力や深み、面白みが出てくるといえそうです。

とにかく「良い」とか「好きだ」とか、最低限伝えたいことはわかりますが、これだけだと薄いというか浅いというか・・・。
極端なことをいえば、著者は小泉さん本人じゃなくても良さそうです。

ただ、そこは素人とプロの評論家の違いもあるのかもしれません。

プロは素人が思いつかないような情報(観点とかも)を伝えてくれます。
そこに、お金を払ったりもらえる価値があるのですよね。

ですが100歩譲って、もしかすると小泉さんはそもそもそこまで掘り下げて音楽を楽しんでいるのではないのかも?という気もしています。
好きな旋律とか音楽家の曲を、ただ流して、なんとなく"音"や"リズム"を聴いていられるだけでHappyだったり、だとか。
もしもそのようであれば、その曲の裏に潜む作曲家の事情や心情ですとかまで想像し、それらも含めて、心を昂揚させて感動したり楽しんだりはしていないのかも。
なので結果的に語彙や表現が豊かな文章にはならないし、書けなかったのかもしれません。

と、そんな小泉さんですが、数秘はこれです。

小泉純一郎さん  1942年1月8日生まれ   過去-ライフパス-未来

あれ?
今気がつきました。
池上さんの数秘ととてもよく似ています!

池上彰さん  1950年8月9日生まれ   過去-ライフパス-未来

お互いの過去数と未来数が入れ違っていますね。
うーん。
池上さんの小泉さんへの「チクリ」は、このせいもあるかも。
好きだし気になる人だからこそ言いたくなるような愛すべきライバル、みたいな。


とにかく、確かに8の語りは完結でわかりやすいです。
要点が整理され、理路整然としてて、きちんとしてる。
が、場合によってはそれも直球過ぎて、無駄(丸み、ユーモア、柔らかさ)がない分まるでよく切れる鋭い刃物のようになり、フイをついて、気を許した相手の心にグサッと刺さってしまうこともあります。
無駄をそぎ落とし、できるだけ本質(事実)に近づけようと"濃縮する"作業が得意なことが、裏目に出てしまうケース、ですね。

そこで未来数が9の小泉さんの場合、「もっとありのままの自分の様子や状態に謙虚になりましょう」ですとか(これがないと成長できない)、「感謝や情けの心をもち、もっと感性を使って情緒を育てる習慣を身に着けること」という解釈が成り立つように思います。
実際、小泉さんの数秘の数の組み合わせは、ご自分の世界観や価値観は絶対である(我や意志が強い、頑固、ワンマン)ですとか、はたまた自分の意見や能力をかいかぶって自惚れてしまいそうな組み合わせでもあるように感じます。

ただ、総理大臣を務めるのには、これくらいワンマンで強引な絶対君主のような、強いリーダーシップや話術は必要だと思います。
けれど、いざ家庭とか友達付き合いの場では、「頼もしさ」や「信頼」を超えて、一緒にいても殺伐としててくつろげなくてつまらなくて。
もしかしたら気がつかないところで窮屈にさせてしまっているかも。

いずれにしても、どんな長所や才能・個性も相手や状況によっては影と日向、どちらにも転じてしまうもの。
オールマイティに、そううまくはゆかないものですね。