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カバラ数秘術のBlog

静岡在住カウンセラーが、カバラ数秘術と心のケアについて、気ままに書いています。 ちなみにライフパスは33です。

● 当ブログコンテンツの(出典先を明記しないままの)無断転用・引用は固くお断りいたします ●


私もうれしい。

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今日もほぼ快晴で、気温もぐんぐん上がって、薄手のブラウスで歩いてても汗ばむほどの陽気に。
ということで、室内に閉じこもっているのがもったいないほど、絶好のお出かけ日和の一日になりました。

みなさんはどんな週末をお過ごしでしょうか?


***


2か月ほど前、知人の女性から、「大病を患った親友がうつ病にかかって苦しんでます。 支えてあげたいのですがどうすれば?」と、おもいがけなく相談をもちかけられました。

お友達はかなり内向きになっているようで、そのかた(Aさんとします)が何をどう言ったりしてさしあげても、悪くとったり悲観的に受け止め、自分の殻に閉じこもってふさぎこんでるようとのことでした。

またそのお友達にはご主人とお子さんがいらっしゃり、ご主人もどうしたらいいか、途方に暮れてらっしゃる様子とのこと。
そしてそんなご主人に対しても「全部自分のせい。こんな私で旦那さんにや子供たちに申し訳ない」と罪悪感も感じてご自分を責めてらっしゃるようでした。

そこでAさんはますます大事な幼馴染を放ってはおけず、けれどもどう接すればいいのかもわからないまま、心を痛めてらっしゃるようでした。


***


最初は普通にたわいもない世間話をしていたら、途中で不意に相談されたということもあり、反射神経が鈍い私はあわててしまい、後で思い返したときに「ちゃんとアドバイスできなかった」と悔いが残りまして。
そこで久しぶりにお会いして、「その後、お友達のご様子はいかがですか?」と伺ってみました。

するとすぐに「それがー!」と笑顔で返事が返ってきました。

実は前回相談を受けたとき、こちらの本をお勧めしていたんですね。
まずは、うつの人の心理とか状態をわかっておいたほうがいいと思い。
それにこの本には、周りがどんなふうに接したらいいか?のアドバイスも載っています。

また、それだけでなく、『うつの人の場合の傾聴のしかた』みたいなのもいくつか、ワンポイントアドバイスし、Aさんはそれにも熱心に耳を傾けて聞いてくれ、「やってみます」とおっしゃいました。

そしたら、めったに本を読まないAさんが、すぐにこの本を買い、読んだのだそうです。
「図書館にもあるよー」とも言ったんですが、にもかかわらずわざわざ買って読もうとしたところに、Aさんの、そのお友達への思いの深さを感じてちょっと感動しました。

そして、Aさんはお友達と会った際、本の情報や私の話を参考に「傾聴」をするようにしたところ、「びっくりなことが起きたんですよ」とのこと。

そのお友達はとても我慢強くて、どんなにつらくても、愚痴や弱音を吐くような人じゃないんだそうです。
しかも気遣いの人で、自分の愚痴を聞かせたらその人にも迷惑をかけるとばかり、Aさんが「なんでも話していいんだよー!」って何度言っても「大丈夫だから」と、固く口を閉ざしてたそう。
(だからAさんも、このお友達を大切に思ってるんだろうなとも思いました)
Aさんはそのようにお考えだったようですが、うつが重いかたほどご自分のことを人には話したがらない傾向があります。
それは、ある心理的な動機や理由から、です。


ところが最近になって、ご本人のほうから、つらいことや不安、悩みを積極的に打ち明けてくれるようになったそうです。
また、帰りがけに「話を聞いてもらえてすっきりしたよ!」と笑顔でおっしゃっることも。
このお友達がそれほどまでオープンに話せるようになったということは、Aさんのサポートも含めて治療の効果が表れ始めて、お友達の状態が"底"を脱出&回復している証拠と感じました。


がAさんは、お友達の話にまじめに耳を傾けながら、けれど内心では、変わりように驚いていたそうです。
また、「そんなにもひどく思いつめたり悩んでいたんだ?!」ということや、希死念慮もあったことがわかって、これらにも驚きを隠せなかったようです。

Aさんは、そのお友達がよもや、口や態度に出さないだけで実は細かなことによく気が付き、けれどそれを自分の内にしまいこんでいる性格だとは思っていなかった(もっとおおらかでたくましくて強い人だと思ってた)ということ。
そして、希死念慮というのはよほど困っている、ごくわずかな人だけでめったにはいないと思い込んでいたようでした。
なので自分のすぐ身近にいる人が、しかも大の親友が命を絶つことを考えてたということに、ショックを受けたそうでした。
Aさんにとって、「死」は別世界のものだったみたいです。


私から見たAさんの印象は、家族も含め人間関係や経済的にも恵まれていて、明るくて素直で天真爛漫な女性でして、なのでそんなAさん自身が自死を考えるなんて全く想像がつきません。
ですから、よもや親友が自死を考えていたとは、よもやの告白にAさんがショックを受けたというのもわかるような気がしました。

そして私はAさんに、「ある調査では、二人に一人が、一生に一度は『消えたい』って考えるようですよ。 なので重たいことですけど、特別なことでもないですよ」と説明しました。
ショックを和らげてあげたくて。


とにかく、Aさんの努力が実って、お友達は次第に自分のことを話し始め、でもそのたびに少しずつ、話の内容も含め、全体の雰囲気が明るくなっているのを感じてらっしゃるそうでした。
ただ、そうはいってもAさんも、あまり長い時間かけてお友達の話を真剣に聞くのはハードなので、自分まで無理をしないよう、友達に会って話を聞くのは1時間までと決めているそう。
というのもAさん自身も家庭があり、小さいお子さんたちの子育て中ですから、「これは賢明な判断をされたな」と私も感心しました(LINEでも時々チャットをしてるそうです)

さらに、うつになったお友達は(人前であっても)自分のお子さんたちを怒鳴ったり手をあげることが増えたそうで、ご本人自身も後でそれを悔やんでは自分を責めて、悩んでいたそうです。
けれど以前のお友達はそんなことをする人じゃなかったとのこと。

ところが。
Aさんが接し方を変えてしばらくしてから、そうしたことが止んだのだそうです。
お友達自身も「私ったら、なんであんなに子供たちに怒っていたのかしら?」と、ご自分や自分の行動を客観的に見る発言も自然と口に出てくるほど、気持ちに余裕が出てきたようです。

たった2か月でその目覚ましい回復ぶりに、私もびっくりでした。
やっぱり友情パワーってすごいです。
家族であっても、なかなかここまでのことはできないと思いますので(むしろ近すぎて難しいような)。

とはいえ、一度こじらせたうつの回復には時間がかかり一度癖がつくとまた戻りやすいので油断しないように、お互いにのんびり気長にねということと、引き続き安心させてあげることを最優先で、とアドバイスしました。

それと、おすすめの、一人でできる認知療法のワークブックも「お友達が頑張らずにできるようなら」という条件つきでご紹介して、それからお別れしました。

(この本もわかりやすく使いやすく、認知療法が一人ででもできるのでおススメです。 私も使ってます)


***


Aさんはよく言えばピュアで快活で気さくなかたなんですが、失礼を承知で別のいい方をすれば、あまり苦労らしい苦労を知らなくて「今が楽しければいいじゃない♪」タイプさんのような印象があります。
また、世間ですとか人の心理には疎いほうかも?とも感じます。
けれどもうすぐアラフォーさんですし、しかも子育て中のお母さんだから、もうそろそろ世間の「闇?」みたいな知識も増やしていったほうがいいんじゃないかなと思えます。

なので今回の親友さんの一件は、ちょうど意識を変えるきっかけになってて、とても有意義な体験やチャレンジをされてるように思えました。
であれば、お互いを助け合い高めあえる、最高のソウルメイト同士だなーなんて。
手に手を取って、大人の階段を上ってゆくのね♪ みたいな。
友達っていいなぁ~

またAさんはほかにも、「携帯じゃなく、直接話をすること」だとか「相手の話の聞きかた」がどれほど大切なことか?ということにも気づいたよう。
そうそう、それって大事ですよー。 特に親子間や家族間では!、なんて。

とにかく、お友達が少しずつ少しずつ「いつもの○○ちゃん」に戻ってきてるのが本当にうれしいようで、なのでAさん自身の雰囲気も前回会ったときより明るくなってて、それを見た私もうれしくて。

アナログな、直接の会話/対話って、本当に大事ですね。

それから、私もかつて適応障害でうつの症状に悩まされてきましたが、けれどおかげで、同じようにうつに悩む人たちの側に立った助言ができるようになりました。
どんな経験であっても、何一つ無駄な経験はありませんね。
こんな時、つくづく思います。
そのおかげでこんなうれしいことも経験できる、生きていてよかった!って。

とにもかくにも貴重なお話と経験、私もハッピー♪でした。


カバラ数秘術と密教占星術 カウンセリング/カバラ数秘術講座
* Hearts in Harmony *□□http://suuhi-counseling358.com/




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