カバラ数秘術のBlog

静岡在住の数秘術カウンセラーによる、数秘術やスピリチュアリズム、メンタルケアのいろいろ

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いつのまにか春に

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こんにちは。
ご無沙汰しています。

しばらく休んでいる間に、うちの周辺はすっかり春めいてきています。


前回の投稿をご覧になられご存じのかたもいらっしゃるかと思いますが(削除済)、一人暮らしをしている母の痴呆が急に進みまして(ほんとにたった数日で激変!?でした)、それから母も私たちの日常もがらっと変わりました。

何せ初めてのことばかりで右往左往してまして、また在宅中は片時も目を離せない状態でしたので、仕事もこのブログの更新も急きょお休みさせていただきました。

すでにご予約くださったお客さまには本当にご迷惑をおかけしたのにもかかわらず、みなさんから温かいお言葉やご配慮をいただき、感無量の思いでした。

この場をお借りして、改めて、みなさま、本当にありがとうございました。


その後、家族や介護をサポートしてくださってるみなさんと相談をしまして、ショートステイの日にちを増やしていただくなどし、とりあえず様子見をすることになりました。

そうして、ケアマネさんやヘルパーさんたちとお目にかかるたびに、お仕事とはいえ、見ず知らずの他人である母のためにここまで細かなケアをしてくださるのか?って、「これこそ究極のサービス業だ」と思えて、驚きと尊敬のまなざしで一連の様子を見させていただいていました。
仕事の面でも、自分自身にとっても、大変勉強になっています。


また、これまで母の身に起きてきた変化(老化)のプロセスも垣間見れたことも、とても貴重な経験だったと思います。
他からも見知った情報と合わせて、人はこういう風に老いていくのか?その様子を実際に見れましたし、だからこそ今度は自分が今からどんな心がけや準備で過ごしたらいいのか、考えさせられています。

そういう意味でも、親ってありがたい、すごい。
最後の最後まで、子育てしてくれてる。
大切なことを教えようとしてくれている。


***


もう一つ、学べたこと。
それは、介護がきついとおっしゃるかたはもしかしたら、もともとの関係性が原因かもしれない、ということです。

痴呆が進むと、お年寄りはさらに頑固でわがままになります(男性は女性よりなりやすく、しも60歳を過ぎるとその傾向が出てくるんですって)。
なぜなら、自分でも自分が言ったりしていることの訳がわからなくなってきていたり、またそれが自分の寿命も想起させるので、不安がどんどん強い恐れに変ってゆき、用心深さを通り越して警戒心が増すためです。

頭がおかしくなった自分を、自分がわからない間にどうかするんじゃないか?何かされるんじゃないか?って、「みんなが敵」にさえなってしまってる気がします。
だからどれほど親身にしてても、その人も言葉も信じようとしないばかりか、暴言を吐いたり悪態をついたりします。

うちの母は前はそんなじゃなかったんです。
けれど今は、お年寄りの扱いには慣れているはずの施設のみなさんも、特別扱いに困ってるほど、駄々っ子になってしまってます。

そしてそうなりますと、自分の思い通りにしてくれない私たちにも悪態をつき始めます。
けれどその「したいこと」がはたから見ていて危なっかしいんですね。
例えば通帳とキャッシュカードをぜったいに離したがりません。
愛用の手提げのバッグに入れて持ち歩きたがります(これも理解できます。ずっとお金の苦労をして働きづくめの人生だったから)

「落とすからやめよう」とか、あまりいうとへそを曲げて怒ってしまうのでしかたなくしたいようにさせ、様子を見ていると、バックからいったん取り出して再びもとに戻すときに、ちゃんと入れていないんです。
なので、床に落ちるんですね。
けれども自分が床に落としていることに気づかない。
そこにきて、ほかに注意が向いてしまうと、それまで通帳を見てたことさえ一瞬で忘れてしまうんです。
そうして、落としっぱなしで歩き回る。

優しく説明し、「妹か私に預けて」って言ってもダメ。
「自分でできるからほっておいて。いちいちうるさい!」って吐き捨てるように文句を言われます。

とにかく、みんな母のため、これ以上痴呆が進まないようにだとか、母の安全を守ろうとして(それはケアマネさんたちもそう)、良かれと思って世話を焼いているのですが、やればやるほど悪態や文句。
もちろんお礼の言葉もありがたがるそぶりもなし。
それは「高齢者だからしかたがない」とわかっていても、さすがに良い気持ちはしません。


で、思うに、ここなんだと思います。
介護うつが出るか出ないかの境目は。


もともと関係性があまりよくなかったら、お世話をするほうはそれでなくても無理や我慢をして面倒を見てあげているのに、まったく報われないどころか、どんなに優しくしても愚痴や文句を言われたり聞かされれば、介護している自分自身への否定感や無力感、悲しみにさいなまれていくのは自然ななりゆきと思えるんですね。

介護殺人の事件にしても、介護者が相手に強い憎しみを抱えてしまうのもわかるような気がします。

けれどそれはもしかしたら、昔から積もり積もったもの、つまりトラウマが発火の発端になってるかもしれません。

中には、これほどストレスを感じることなく、むしろお世話するかたにますます愛や情を深めて、まるで修道女のようなピュアな気持ちで介護してらっしゃるかたもたくさんいらっしゃるようです。
自分の身近で見聞きしてきた方々もそうでした。

この違いは、高齢者自身の性格やそれまでの生き方、暮らしぶりだったり、こちらの接し方(会話のしかた)ですとかにも寄ったりするのでしょうが、いちばんはやはり、「それまでのお互いのかかわりかたにあるのでは?」と感じている私です。


***


とにもかくにも。
親ってほんと、「こうなっちゃいけないよ」であるか「こうするといいよ」とかって、子供への(反面)教師なんだなぁとつくづく思えます。

過去5でライフパス1の母は、昔からほんとにマイペースで、常に"自分"が強い人。
また、人からあれこれ指示されたり、反論や否定されることを嫌いました。
まず人のいうことは聞きません(笑)
同時に、なんでも自分で決めて自分の力だけでなんとかしようとしてて、助言も求めませんでした。
そういう意味では独立独歩で自立した精神力も強い人ではあるのですが、けれどこうやって痴呆が進んで理性や分別のタガが外れると、自分勝手さや強情ぶりはますます加速して、だから周囲もお手上げになり、距離を置き、そうして孤立していってしまう。
しかも「ほっておかれる」から、ますます不安が募って、人や何事にも疑心暗鬼になって、誰のいうことも聞かないの悪循環に。

そんな母親を見て、『自分の意見や信念を持つことと、自分以外の他に対して柔軟でオープンであることは別物』、そして『その両方をバランスよく使いこなせるおばあちゃんになりたいな』と心から思う私です。
それには今からそういう態度や発想を習慣づけておかねば(汗


他にもいろいろ気づいたこと、学べたことがあって、書きたいことがいっぱいです(苦笑

ただ最後に。
これからの高齢化社会に向けて、「老い」について、きれいごとでもかっこつけでもない、実話の情報がもっと出回るといいのになと心から思います。
特に体験談はとても参考になってます。


ともかく、認知症も含めて痴呆ってもしかすると、孤独やさみしさが強い人ほどなりやすいのかもしれない。
勉強したり脳をよく使っているかどうかよりも、気心のしれた人と毎日のように面白くて楽しい会話ができればできるほど痴呆になりにくいし、予防にもなりそうです。


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