カバラ数秘術のBlog

静岡在住の数秘術カウンセラーによる、数秘術やスピリチュアリズム、メンタルケアのいろいろ

● 当ブログコンテンツの(出典先を明記しないままの)無断転用・引用は固くお断りいたします ●

| アイコン Toppage | アイコン What's news? 20161117210210 | アイコン 記事一覧 | アイコン Homepage | アイコン Contact |

"困ったちゃん" は、自分自身が困っている人

f:id:kabbalah-suuhi358:20170228160238j:plain


これまでたくさんのかたに、「お気持ち」についてお話を伺ってきて、わかったことは、「自分に迷惑をかけてくる人の多くは誰にも言えない辛い体験をしていたり、あるいは悩んでいたり困っている」ということです。

精神科医の水島広子先生も著書の中で「怒っていたりイライラする人は困っている人です」とたびたび記述されていて、それで私も「やっぱりそうなんだな」と思いました。

そういうかたはご自分を "生かすのに(仕事や生活をこなすのに。生きるのに)" いっぱいいっぱいで、なので、他の人に譲ったり思いやれる気持ちの余裕がなかったりするんですね。

自分で自分にムチ打って、できるだけ平常心を保とうとし、ショックやダメージを恐れ、自分の中の弱いところや隙を見せないようにしなければ。
といった緊張感がますます、その人を、イライラしてる怖そうな人、に見せていることもあります。


とはいえ、その人の言葉や態度の端々には根底にある「怒り」が見え隠れしていて、すると周囲にいるそういう事情をまったくご存じない・しかも敏感で自己主張したり逆らえない弱い方たちが、その毒気にやられっぱなしになり、次第にストレスや悩みを抱えるようになります。
こうしてこじれてゆくんですよね。


で、困ったちゃんになってるかたは、そもそもどうしてそうなったのかを突き詰めてゆきますと、「不安」という感情に突き当たります。
(不安は感情の一種で、怖れは態度と、水島先生が違いを説明されてました)

そして不安にも、「何が不安なのか?」、さらに突き詰めていくと種類はいくつかあります。
お金の不安、病気の(健康)不安、対人関係の不安(孤独、さみしさ)、仕事に関する不安、とか。

どうしてそういう不安を感じるのか?、その理由は人それぞれです。
事情や環境が違いますから。
ただ、たいがいは共通して、強い孤独感や疎外感を抱えてらっしゃるものなんですよ。


皮肉なものです。
本音では、誰も自分のことを心配したり優しくしてくれないから、もしも何かトラブル(お金や人間関係や健康といった)に遭ったら自分は大変な目に遭っちゃう。
深いダメージを追って立ち直れないかもしれない。
それを恐れるあまりに、自分に近づくなー!、巻き込むなー!、傷つけるなー!、面倒をかけるなー!(自分に気を遣え!)とばかり、イライラ光線をまき散らして威嚇し、自分を守ろうとするんですね(これって周囲を自分の意のままに動かそうとしてるようにも見えます。威張ってて、偉そうで、不愛想で、押しが強くて怖い、ワンマンな人とか)。

つまり、自分自身にしか注意が行っていないので、人から好いてもらえなかったり自分から離れていってしまうように、孤立するように、と振舞っているのに気づきません。



理想をいえば、怒りというか不安や恐怖で相手を支配しようとするよりも、情にあふれた温かみのある会話や態度(コミュニケーション)をすることで、相手が自分に好感をもってくれ、するとその人が自ら自然に「迷惑かけないようにしよう」とか「手伝ってあげよう」って風にしてくれるように仕向ける。
本来はそういうやり方のほうが、お互いに心地よくて良いはずなんですよね。

でも、(こちらから見た)困ったちゃんたちは、それができなかったりします。
頭では、ご自分がしている言動は良くない・やってはいけないことって、なんとなくでも気づいていながら。


一方で、迷惑をかけられている側はというと。

自分が苦しめられているとき、誰でもとっさに、不満や怒りの感情がこみ上げるはず。
すると、その気持ちや感情に押しやられてしまうため、よく考えもせずに「(その人は)悪」というレッテルを貼りがちに。
しかも、一度貼ったレッテルは、なかなか剥がせません。

そこで、やったやられたの争いになって、戦争と一緒で、どっちが勝っても負けても後味の悪さは残ります。

なのでできるだけお互いを対立させないで事を流せたほうが、賢明で、負担もダメージも少ないんじゃないかな?と思います。


それに、困ったちゃんに反発したり仕返しすればますます逆上します。
なぜなら、そもそも自分に攻撃や仕返しをさせるために、当たり散らしてるんじゃないから。
ほんとは「自分は辛くてしかたがないのに、どうしてそんなことをするの?」
(これは見方によれば、私のほうこそ被害者だ、もとはと言えばそっちが仕掛けてきたじゃないか?という考えや思いのようにも受け取れます)
だから、自分が思ってもいなかった反応に対してよけいにそして咄嗟に、か~~~っとなってしまうんですね。


困ったちゃんの撃退法、みたいなアドバイスを時々見かけますが、その多くは「仕返しするような方法」ばかりだなって、ずっと気になっていて。
これでは怒りやストレス、もめ事がループするだけでは?と。
であれば、戦いを終わらせるどころか火に油を注ぐだけと、私は見ています。


じゃあどうしたらいいかというと、そこで先ほどの、怒っている人は困っている人、という言葉を思い出してみます。

そういう受け止め方をすることで、自然と、いたわりの態度や言葉かけができるようになると思います。
もちろん、こちらもイライラしたり、腹立たしい気持ちが起きにくくなります。
それに、自分に感じ良く接してくれる人をいじめたり攻撃しようとする人って、まずいません。
こちらに心を開いてくれたり、態度を軟化させてくれることはあっても。

さらにいうと、残念ながら、そもそも相手が「いじわるかどうか」は、自分自身の印象について公平で客観的な検証をしない限り、こちらの(感情的な、自分都合の)見立て、つまり決めつけや思い過ごしという結論になりますし。


とにかく、目には目をとか無視したりとか(無視や無言はもっと悪い)よりも、困ったちゃんには困ったちゃんなりの事情があるのでは?と理解することに努めてみましょう、と思うんですね。

なんといっても、いくらこちらばかりが害を被っているといっても、人を恨んだり憎むことに罪悪感を感じない人はいませんから。
どっちが正しくても、心の中であっても、対立や争いが始まったら、自分のほうもダメージを受けます。


****


とここで、有名な、バイロンケイティの4つの質問をご紹介したいと思います。

特に、不安や心配がある時、それをコントロールするための、考え方です。
自分に対して問いかけます。

(1)それは本当ですか?
(2)絶対に本当だと、100%断言できますか?
(3)その考えを頭から信じてしたがったら、自分はどうなるだろう?
(4)その考えがなければ、自分はどうなりますか?


他には、

●私はその人(状況、もの他)に、何を、どうなることを期待しているんだろう?
●そしてその「期待」の中身はどう思いますか? どんな気持ち? どう感じる?
●相手の立場に立って、自分の行動や態度を見直してみる(相手は自分をどう受け止めただろうか? どんな気持ちになるだろうか?)
※ 水島広子先生の「対人関係療法」から


自分ばかりが変わろうと努力しても、相手もそうしてくれない限り、相手に対して「あれもしてほしい」「こうしてほしい」「こうであってほしい」と望めば望むほどその期待は裏切られ、ますます相手が嫌になってくると思います。

自分だって相手のすべてがわかったり、好きになれるわけじゃない。
であれば相手にしてもそれは一緒です。

個性の違いというのは、価値観や好みの違いともいえると思うんですね。

で、個性はオンリーワンなわけで、なので、人口70億の地球で、自分のそれとぴったり合う人と出会えるほうが奇跡なのかも?


とにもかくにも、どこまで受け入れるかは別として、人の気持ちをわかってあげようとするコミュニケーション力が、これからますます求められてくるような気がしてなりません。


カバラ数秘術と密教占星術 カウンセリング/マンツーマン式カバラ数秘術講座(スカイプ/対面)

励みになりますので、よろしければ応援ポチをお願いします!


にほんブログ村
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 癒し・ヒーリングへ
にほんブログ村