カバラ数秘術のBlog

静岡在住の数秘術カウンセラーによる、数秘術やスピリチュアリズム、メンタルケアのいろいろ

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西洋式の数秘術で日本の名前はリーディングできない

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今日はひさびさ大真面目に、それなりにプロらしく(笑)、数秘術のお話を書いちゃおっかなーと思います。



数秘術を学び始めたころ(2001年)から私は一貫して、『日本語の名前のゲマトリアはできない』、と主張し続けてきました。

今でこそ同じ意見をお持ちのかたをお見掛けしますが、当時は、ネットで検索しても見当たらなかったばかりか、むしろ批判されたり孤立していたくらい、私は異端児でした(笑。

それでも、世間に迎合しないで、「違う」と言い続けました。
有名だったり人気のあるかたの本や言葉よりも、自分の理性や経験のほうを信じたくて、世間はどうであれ、自分自身をごまかしたりウソをつきたくなかったからです。

(ちなみに欧米の専門家の方々の名誉のためにも、ひとこと付け加えさせていただきたいと思います。
ローマ字を使った文化圏であれば、ゲマトリアは大変有効です。
ただ、数秘術が浸透し始めた01年頃の日本人はまじめで律儀でした。 なので翻訳された内容も原書通りにゲマトリアの効力が強調されて訳され、そして読み手も「こんな有名な先生がいうならその通りだ。間違いはない」と頭から信じてしまったというのが、こんなことになってしまった原因の一つと思っています)


今日は「どうしてなのか」、その根拠や理由について、書いてみたいと思います。


プロとして占いをするならクリーンな仕事を


私は、自分にとってどれほど不利で都合の悪い結果が出たとしても、結果に対して忠実になり、(自分から見て)虚偽の内容は伝えないというのをポリシーにしてきました。


リーディングのセッション経験が増えてきますと、「お客様にとって耳障りの良い結果を伝えたほうが好感を持たれたり、リピートしてもらえる」ことがわかってまいります。

そこで儲けですとか、目先の欲に負けて、「事実(鑑定結果)を捻じ曲げて伝える、つまりウソをつくこと」をひとたび自分に許してしまうと、もう止まりません。
そのウソをマコトにしたり、最後まで貫き通さなくてはならなくなるので、一度こういうことをしだすと(しかも長期にわたって)、もう後には引けなくなるんです。
(途中で、「実はそうじゃなかった」なんてひるがえしたら、一気に信用を失いますものね)
そういえばかつて、ノストラダムスの大予言という本を書いた著者が、公の場で内容の虚偽を認めたあと、「消えてしまった(干されてしまった)」こともありました。

占い師という職業がうさん臭く思われる理由の一つでもある気がします。


それから、もう一つ、問題と感じていることがあります。

生まれ日にマスター数が一つも入っていないかたの場合、名前のゲマトリアにマスター数があると(出てきやすいみたいです)、それに安心したり喜ばれるようです。

けれどそうした反応に私は

  • マスター数の質が理解できてない=そう簡単にほしがっていいものじゃないんだけどな??
  • どうしてそんなにご自分は "特別/特殊である"、 "特殊な能力や個性宿命があるかどうか?" ということを気にされるんだろう?

という疑問と違和感を感じずにはいられません。


ほかの占法について書かれた本でも見受けられますが、特殊な星を持つというのは、その反動で、人一倍、激動の人生になりやすいことの裏返しでもあります。
ただ、それに耐えうるだけの技量があるからこそそのかたはその日に生まれてくるのですが。

とにかく、特殊な質(宿命)を持つということは必ずしも、だれもが憧れるような幸福な生涯を送れる、ことが約束されているのではありません。

ダイヤモンドも原石を磨くからこそ素晴らしい輝きをはなちますが、宿命(個性や才能、カルマ)もそれと一緒と思います。
ましてや単数さんでも、マスター数さん以上に、立派で優秀なかたたちはたくさんいらっしゃいます!
なぜなら、ライフパス数に限って言えば、それは "可能性" を示しているだけに過ぎないので、当事者のご本人が努力しなければ、ちまたで言われているようなその数字なりの特徴(幸運)も、すばらしさ・優秀さも出ないから、です。

ですから、マスター数がLPNなのに、一般的に浸透しているその「数字らしさ」が当てはまらないかたのほうがむしろ圧倒的に多いんです。


それと、魚は鳥にはなれません。 鳥だって、魚にはなれません。
なので、魚が鳥になろうとするより、魚の中の王様、女王様、その道の一流になることを目指したほうが生き方としては正しいし、開運の近道でもあると私は思います。
ご自身の数字を深く正しく理解して、その数字から見つけだした「理想の自分」を育てていけば、マスター数を持つ人よりもはるかに輝けたり、幸せになれます!  断言できます!!

なにより、強かったり、自分に合わない欲(こうあってほしい、こうしたい/これは嫌)をもつことが、悩みやストレスの原因になっていることをお忘れなく。

ただ、単数さんとマスター数さんとの間には、生まれつきの決定的な違い(生活態度)があります。そしてそれは、本もネットでも調べてもわかりません。座学だけではなくて、実際に大勢の方を見せていただいてるかたなら、ちゃんとお気づきだろうと思います。


話を戻します。

ゲマトリアも含め、数秘術(のさまざまな本や資料を基に)深く学べば学ぶほど、日本人の氏名をゲマトリアで解読した結果は不安定であり、整合性に欠け、矛盾が生まれるということがわかるはずと思うんですね。
そして、そのような誤った結果(数字)をもとに、その人の気質や職業、氏名などをリーディングし、お客様に伝えて信じ込ませてしまうようなことは(強制しなかったにせよ)、私にはできません。
してはいけないこととと思っています。
私たちの告げる言葉/情報は、時と場合によっては、お客様の人生を未来を、左右するほどの影響力を持つ、と思うからです。


日本語に対応させたときの矛盾


そもそも、今現在広まって定着しているゲマトリアの表(数字とアルファベットを適応させたもの)は、アメリカ人のヌメロロジストによって創作されたものという風に個人的には存じ上げています。
ということは「英語(の音、発音)」ベースで、アルファベットの文字と数字と象意に符号性が認められたことから作られたもの、なんですね。

けれど、日本語と英語が、どれほど中身や性質が異なる言語か?は、みなさんもよくご存じと思います。


たとえば、加藤さんの英語表記は一般に KATO と されます。

けれど、ほかにも、KATO U  KATO H といった表記の仕方が出てきます。

この3つを比べると、こうなります(私が使用している対応表に倣っています)。

KATO: 母音の合計、子音の合計 合計数は11(2)

KATOU: 母音の合計、子音の合計 合計数は

KATOH: 母音の合計数、子音の合計数 合計数は


こんなにも違うんですね (数字が違えば当然、象意=答え も変わります)



では「数秘は(ゲマトリアは)、そもそも音に合わせたものだから」というご意見もあるかと思います。
その場合はこちらのケースで説明できます。

たとえば、一般に、日本人のりえさんは、RIE とつづります。
そして書かれたものを、日本名をご存じない英語圏の方に見せて発音してもらうと、「リア(-)」もしくは「リー」になります(大半は前者でした)。
日本人の名前にはりえと発音する名前があることを知らない限り、「りえ」と正しく発音できるネイティブはいません。

さらにいうと、ネィティブがした発音を日本人に聞いてもらったら、その綴りがそもそも「RIE」だったとわかるかたはどれだけいらっしゃるでしょう?


今度は彼らの発音をアルファベットに変えると、さしづめ RIA か、REAR になるでしょうか?(頭文字がLになる可能性はひとまず置いておいて)
であれば、その場合のゲマトリアの結果はこうなります。

RIE : 母音の合計数、子音の合計数 合計数は

RIA : 母音の合計数、子音の合計数 合計数は

REAR : 母音の合計数、子音の合計数 合計数は

ほかに、みつえさんの「MITSUE」は、名前を告げずに見せたところ、ミツゥ、もしくはマイツゥと読まれました。
つまり、日本語の「え」という発音は英語にはない、ということは欧米生まれのゲマトリア表には対応できないこと(矛盾を示すこと)の一つ、ということになります。

といったことは、英語圏で生活したことがおありの日本育ちのかたなら、"あるある"な話なので、よくご存じだろうと思います。



ちなみに、私の「ケイ」というのは、イギリスにいた頃にホストファミリーにつけてもらったニックネームです。
ですので、表記は英語(圏での)表記を使っていまして、「KEI」ではなく、「KAY」としています。

また、KEIも、日本人の名前を知らない(イギリス人)ネィティブには、「キー」と読まれました(首をかしげながらも 笑)。
英語のネィティブには、「KAY」とつづって初めて、「ケイ」と呼んでもらえます(テニスの錦織選手の活躍ですとか、今ではだいぶ通用するようになってきていると思います)

また、ゲマトリアでは、文字の一つ一つに独自の象意があります。
そこで私は、KとYの組み合わせが欲しかったこともあり、これも英語圏の表記にこだわっている理由の一つです (数秘術を知ったのは、帰国して日本に住み始めてからです)


さてそんな私の名前も、綴りが異なるだけで、このように変わります。

KAY : 母音の合計数、子音の合計数 合計数は

KEI : 母音の合計数、子音の合計数 合計数は


そしてこの点も重要。

KAYのように、語尾に来たYは、子音ではなくて、母音扱いされるんです。
そしてこのことをご存じない日本人のかたが、ゲマトリアで計算すると、こうなります。

KAY : 母音の合計数、子音の合計数 合計数は


ゲマトリアでは、母音の合計数、子音の合計数、名字の数、名前の数、氏名の合計数、それぞれに、異なる意味づけ(目的)がされているんですね。
(また、その数の種類の呼び方も、人によって様々で、統一されていません)

子音と母音の数がこんなに違えば、おそらく、別人のリーディングになります(私はこの解読方法をしていないため、詳しいことはわかりませんが)


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ということで、英語と日本語の成り立ちや使い方がこれほど違っている以上、それでもゲマトリア(日本名の数秘リーディング)を使って、「あなたの本質は?」「適職は?」「才能は?」といった情報をお客さまにお伝えすること自体、大変リスクが高いことがおわかりいただけたでしょうか?

現代のゲマトリア(文字の解読法)はアルファベットの文字が母国語である国で見いだされた解読方法ですから、アジアの、日本語にもそのまま使おうというのはそもそもかなり無理があるんです。


であれば、生まれ日の安心感(安全さ)は絶対的であり、それらから読み解いてゆくほうがよほど内容も安定し(読み手や状態によって解釈がコロコロ変わらない)、信頼がおけます。


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お客さまのことを大事に想い、できるだけクリーンできれいな占いをしようとするなら、日本名のゲマトリア(姓名判断)は本来できないはず。


そして数秘術のセッションを受けられるみなさんも、もしも名前を使ったリーディングを受ける場合、ぜひこのことを思い出しながら聞かれることを、心からお勧めいたします。



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