カバラ数秘術のBlog

静岡在住の数秘術カウンセラーによる、数秘術やスピリチュアリズム、メンタルケアのいろいろ

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アダルトチルドレンと愛着障害と機能不全家族

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国内の機能不全家族の家庭は8割以上といわれてます(どなたか専門家の本で見かけました)

この数字がどれほど正確か?の議論や検証はともかくとして、仕事上での経験も含め、自分の感覚でもそれくらい「多い」気がします。
(ただ、子育てするご両親も人間ですし、繰り返し経験を積めるものではない以上、完璧な子育てができる親、理想の家族というのはそうそういらっしゃらないのでは?、割合が多くてもやむを得ないのでは?と思います。 また親自身もそういう育てられ方をしてきた(世代間伝播)でしょう。 さらには、親を責めたり恨むことは自分自身を傷つけ苦しめることになります。なので、『今の自分の不幸は親のせい』 という考え方には私は否定的です)

アダルトチルドレンと言う言葉をご存じのかたは少なくないかと思うのですが、わかりやすくざっくりいうとしたら、機能不全家庭で育ったかたたち、といえるかと思います。
そしてその生い立ちが愛着障害を引き起こす原因になっているケースも少なくないようです(ただこれらの関係性はいまいち良くわかりません 汗)


*****


人づきあいが苦手、めんどくさい。
人に優しくなれない。
人が信じられない。
人と親しくなれない(孤独であっても)。
(逆に)依存してしまう。
生きづらい。


そうした悩みを抱えてらっしゃる場合、シャイで敏感で弱くて傷つきやすいといった性格は、生まれつきというよりも、ACですとか愛着障害(生い立ち)が原因である可能性もあるようです。

もしも、表向きには何不自由なく恵まれていて幸せそうに見えてても、絶えず心の中に空虚感がある場合、「愛着の問題」に注目してみると良いかもしれません。


***


腰を痛めてしまってから、ひたすら横になってゴロゴロしてるのですが、このときとばかり、本棚から本を引っ張りだしては読みふけっています。

中でも、久しぶりに読んでみたこの本は、今だからこそ「腑に落ちる」知識がいっぱいで面白かったー♪

アダルト・チャイルドが人生を変えていく本


それから、「そうだ、岡田先生の愛着障害の本もあったっけ」と思い出し、最初に一冊引っ張り出してきて読み始めたら、ハマったハマった。
結局一連の本も出してきて、夢中になって読んでしまいました。

愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書)

回避性愛着障害 絆が稀薄な人たち (光文社新書)

パーソナリティ障害―いかに接し、どう克服するか (PHP新書)

境界性パーソナリティ障害 (幻冬舎新書)


アマゾンの読者レビューに書かれてたように、「これこそが克服方法だ!」って決定的なことは書かれてなかった気がしますが、でもそれはしかたがないことと思います。
なぜなら、この問題の発端や経緯などは個人個人で異なりますので、みんなに共通して効果が期待できる方法というのはありえないから。
とっても複雑で根深いものですし。


ただ、大まかに、「こういうやり方があるよ」といった、数学でいうと数式に当たるような "コツ" はいくつか書かれてましたし、実在の人たちの例もいくつか取り上げられててこうした逸話自体も個人的にはとても参考や励みになりました。

結局は、こうした知識をもとに、最後の最後は自分で自分なりのケアやどんなふうに発想を転換させるか?といった対応を考えだして、決めて、実際にやってゆくものなんですよね。
自分の人生なので、そこまでをお医者様やカウンセラーといった専門家にお願いすることはできない、というか。
そしてそれは、他の誰であってもそう。
どんなに仲が良いお友達やパートナー、きょうだいであっても、あくまで自分個人のことなので、他の人は当てにはならないし、当てにしてしまうとますます良くなくなっちゃう。


どういう経緯から愛着問題が生まれて(アダルトチャイルド化が起きて)、それが大人になってから、どんなこと(事態、悩み事)を引き起こすのか。
それがわかるだけで、半分以上は克服できたようなもの。
というのも、仕組みを知ったり気づいただけでも、理性が働くようになって、ネガティブな衝動(行為、態度)をコントロールしてくれるようになるからです。

しかし。
一昔前までは、自分の育った家庭が機能不全家族だった、なんて、堂々と口にすることははばかられたけれど、今はそれが平気にできるようになって。

それだけ、人類が知的に成長している証拠ですね(笑)


最後に。
愛着障害があったりアダルトチルドレンだったからこそ特殊な才能やスキルを育てることができ、そしてさらには偉大な功績を残した人たちもたくさんいらっしゃるそうですよ。
夏目漱石、川端康成、種田山頭火、太宰治、キルケゴール、ヘッセ、マリー・キュリー、ユング、エリクソン(心理学者)、ウィノナ・ライダー、ダリ、シャネル、ドトールコーヒー創業者の鳥羽さん、宮崎駿、トールキン、ビル・クリントン、スティーブ・ジョブズ、エリック・ホッファー。

特にホッファーの生涯のくだりは、感動して、ちょっとうるっと来てしまいました。

そしてこの岡田先生の言葉も(『愛着障害』 より)。

愛着障害という根源的な苦悩を乗り越えた存在は、人を癒し、救う、不思議な力をもっているのかもしれない。
エリクソンの場合もそうだが、必ずしも「克服した」という完了形である必要はない。
克服の途上であるがゆえに、いっそう救う力をもつということもあるのではないか。

もっといえば、その人自身、自らの愛着の傷をいやすためにも、人を癒すことが必要なのだ。
その過程を通じて、癒す側も癒される側も、愛着障害に打ち克っていけるのだ。
なぜなら、愛着障害とは、人が人をいたわり、世話をし、愛情をかけることにおけるつまづきだからだ。


(アダルトチルドレンと愛着障害と機能不全家族。 「自分もそうかもしれない」と、自分自身にこうしたレッテルを張ることには、負の側面もあると思います。 その現実を乗り越えることから目を背けること、立ち向かうこと/改善を諦めてしまうことへの言い訳にしたり、とか。
おそらく岡田先生も?と思うのですが、私も、そのようにしていただきたくないなーと思います。 そのためにこういう知識が必要だし助けにもなりますし、原因がわからなければ故障が直せませんものね。 くれぐれも、"売り" にはしないようにしましょうねー

それから、愛着「障害」という表現は、予備軍のかたにはいささか刺激やショックが強すぎるかもしれませんが、岡田先生が念頭にすえて説明されてるのは治療が必要なほど重篤なかたでらっしゃるから、またご自身も精神科医という専門家のお立場から、それで「障害」という言葉が多用されているのだろうと個人的には思いました)


ということで、人づきあいが苦手だったり不安感が強いのは、性格というより愛着やACがおおもとの原因や理由かもしれなくて、その場合はそれらを前提とした対応が必要かも?ですよ、と言うお話でした。


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