カバラ数秘術のBlog

数秘33の数秘術カウンセラー兼スピリチュアリストによるブログです。数秘術や宿曜、スピリチュアリズム他、色々書いています。

『人にとって最悪な死にかたは、枯死である』


こんにちは。

今日はこちらのご本から、心に響いた箇所を抜粋しここに記録しておきたいと思います。

「人間」としての生き方 (PHP文庫)

 

P96

人間にとって最悪なのは、「生きながらの死」である。

人間は常に何かを行い、何かを創造していこうとする力に溢れていなければならない。
そこに、本当の意味での、「自由」がある。

すべてのことから逃れ、良いことも悪いこともしないでいることは、断じて自由とは呼べない。
それは、枯死 である。

しかし、儒者は往々にしてこの枯死を説く。
官能の欲求を否定して、自分を戒めるようにと説く。
けれども、官能の欲求は、自然の事実である。
この自然の事実を否定しなければならない理由など見当たらない。

『もしもこの自然の事実を否定するならば、人間にはただただ、死滅ばかりが残るであろう』

しかし、だからといって、勝手気ままに乱れた生活を送っていれば、しまいには生活が破たんする。

そのため、欲求があって、その上に克己を置く。
欲求を無視して克己がある、というのではいけない。



P400

われわれは、死を覚悟するからこそ、この生を愛する。

死の覚悟を、死に臨んでの自暴自棄と誤ってはならない。
死に臨んで捨て鉢になるのは、肉欲でしかない、俗な心であることの証である。