カバラ数秘術のBlog

数秘33のセラピストによるブログです。数秘術や宿曜の他、色々書いています。

レジリエンス 試練や逆境をはねのける力


以前ニュース番組の中で児童心理の専門家が、PTSD(心的外傷後ストレス障害)への対処のしかたについてアドバイスをされてました。

忘れないよう、こちらにメモ。


● ショック体験をしたら、"勝負は" 直後から3日以内(心の傷/トラウマ、苦手意識を残さないためには)

あの出来事や事件と、自分の日常は別なものと、切り離して考えるようにすること。そうした理屈で、「大丈夫だよ」と安心させたり勇気づけること。

● 子供の場合、親の不安や心配な様子を敏感にキャッチし、それを真似る(うつる)。なので親の方が先に冷静さや落ち着きを取り戻す必要がある



また、トラウマ研究の権威であるボリス・シリュルニクさんはこのようにおっしゃっています。
「物事に反応する時、自分で自分の気分や感情を揺さぶらなければ、長期記憶に残らない=忘れやすい」。


ちなみに脳科学者の中野信子さんも著書の中で同じことをおっしゃっています。(これは逆に、暗記をするときは五感=心を使って気分や感情に訴えながらインプットしてゆけば覚えやすい、ということらしいです)




そしてこちらも以前レジリエンス(※)の特集番組を見ながらメモした覚書きから。
(※ 試練や逆境を払いのける力、誰もがもつ「生きよう」とする力をいいます)



『主なレジリエンスの種類(乗り越え方)


(1)楽観主義でいること
物事のネガティブな側面もしっかり見た上で、ネガティブな側面に引きずられすぎずに、現実的な楽観主義をもつ


(2)恐怖と向き合う
怖いことや嫌なことから逃げたくなるが、恐怖を避ければ事態がもっと悪化することがある。 恐怖と向き合うということは、自分の感情をよく見ていくことである


(3)道徳的指針や信仰をもつ
道徳的指針=哲学的なことや利他主義など、信仰=特定の信仰でなくても良く、自分を超えた存在に祈る


(4)社会的サポートを求める

(5)新たな視点から意味を見つける



それから、理にかなっていないとか(客観的な事実ではない)、自分の気持ちや感情を無視したポジティブ思考(思い込み、妄想)はかえって逆効果だそうです。


おすすめのレジリエンス関連本


いくつか読んだ中では、一番読みやすくわかりやすかったです。

レジリエンス入門: 折れない心のつくり方 (ちくまプリマー新書)



フランクルの「夜と霧」とはまた違った衝撃で心を揺さぶられました。5歳の男の子がナチス相手に一人で"戦った"実話です。
そして彼はその後、トラウマ研究(精神科医)の第一人者になりました。

心のレジリエンス―物語としての告白



特に、心理に関わる仕事をされているかたには必読本と思います。
トラウマだけでなく、苦手意識やコンプレックスを持つ人たちの心理やケアのしかたのヒントになる情報が豊富でした。
HSPのかたにもおススメしたいです。

憎むのでもなく、許すのでもなく―ユダヤ人一斉検挙の夜



(HSPの概念は、長い目で見るとむしろその「私は大変繊細で傷つきやすい=弱い」という受け止めかたが、ますます本人の心を弱めて生きづらくさせる恐れがあると考えています。
そしてトラウマや脳の機能について知り、それらをヒントにケアしていくたびに、自分の考えは間違っていないという確信を深めています。
それは、自分を苦しめる思い癖や態度=記憶は、できるだけ思い出さないようにする(忘れる)か、あるいは、「快」の印象を伴う思い出に変えようとするほうがよほど本人にとってはプラスになることが多いからです。
HSPのラベルや状態に甘んじるよりも、むしろそのことは脇に置いて乗り越えていかれたほうが私は良いと考えています)


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